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提案書17(3200頁~3401頁) (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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「顎堤吸収が高度に進行した下顎総義歯の仮床製作のためのフレンジテクニック」について
【技術の概要】
・下顎総義歯の仮床製作に際して
フレンジテクニックを施行する。

【臨床術式:フレンジテクニックを用いた仮床製作】

【対象疾患】
・顎堤吸収が高度に進行した下顎
総義歯患者
・令和3年6月分の社会医療診療
行為別統計から年間15,480人程
度と推定される。

①咬合採得後にデンチャー
スペース記録装置を製作

②口腔内でデンチャース
ペースをワックスに記録

③デンチャースペース記録
から製作したコアに合わせ
て人工歯排列、歯肉形成

④完成したろう義歯。この後
通法に従いレジン重合、義
歯完成

【既存の治療法との比較】
・現在、特殊印象として保険収載
されているが、仮床製作時に施行
されるべきものである。
・本技術により、対象症例で下顎
総義歯の安定がえられ、患者QOL
の向上が見込まれる。
【診療報酬上の取扱】

・M007仮床試適への加算
・380点(ゴシックアーチ描記法と
同等の準備、時間を要するため)

【写真】無歯顎補綴治療学
第4版 医歯薬出版 2022より
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