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提案書17(3200頁~3401頁) (84 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)

摂食機能療法は、技術の成熟度は高く、日本老年歯科医学会においても摂食機能療法専門歯科医師を認定しているが、実施
に際しては、本学会または日本摂食嚥下リハビリテーション学会の会員として研鑽を積むことが望まれる

なし

なし

厚生労働省策定

「オンライン診療の適切な実施に関する指針」

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

非経口摂取者に対しての直接訓練において本法は用いない

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

倫理上問題はなし。医療のIT化が求められるなか、地域における多職種連携において、オンライン診療への期待は大きく高
まっている。社会的妥当性は大いにあると考える。

⑩希望する診療
報酬上の取扱い

関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)

予想影響額



妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)

185

その根拠

対面診療と同等の効果が認められているため

区分
番号
技術名

1
摂食機能療法

具体的な内容

3か月を超える患者に対しては、月当たり4回の制限があるため、対面診療とあわせて、4回を超えることはない

プラスマイナス
予想影響額(円)

43,348,500円

その根拠



減(-)
年間本法によって摂食機能療法は、98190(回)×1850円=181,651,500円が算定される。一方で、肺炎の医療費は1日あたり
約5万円(年間450億円)とされている(道脇、2014)。本法の実施により肺炎の発症または重症化を低減することが可能で
ある。これにより肺炎による医療費を0.5%削減が可能であれば、225,000,000万円の削減となり、総医療費は43,348,500円
削減される。

備考
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
なし
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況

2)調べたが収載を確認できない

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
⑭その他
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

⑯参考文献1

⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

d. 届出はしていない
日本障害者歯科学会

1)名称

Usefulness of Telemedicine for Disabled Children Receiving Feeding Therapy.

2)著者

Tamura F, Kikutani T, Machida R, Isoda T, Hobo K, Yamada H, Kodama M, Genkai S, Mizukami M, Tanaka Y, Sakuda
T, Furuya H, Takahashi N.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Dysphagia, 2023;38:425-434.

4)概要

1-7歳の障がい児に対する摂食機能療法で、遠隔医療は対面と同等の治療効果を得たと報告している。

1)名称

在宅療養児に対して実施したオンラインによる摂食嚥下リハビリテーション

2)著者

町田 麗子, 田村 文誉, 古屋 裕康, 高橋 賢晃, 児玉 実穂, 元開 早絵, 永島 圭悟, 塩原 裕一朗, 菊谷 武.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日本障害者歯科学会雑誌, 2021;42:181-188.

4)概要

摂食嚥下障害を有する小児21名に対するオンラインでの摂食嚥下リハの有用性について報告している。

1)名称

COVID-19蔓延下における摂食嚥下障害患者へのオンライン診療の取り組み

2)著者

古屋裕康、菊谷武、田中公美、仲澤裕次郎、佐川敬一郎、横田悠里、保母妃美子、礒田友子、山田裕之、戸原雄、田村文誉

3)雑誌名、年、月、号、ページ

老年歯科医学, 2021;35:266-273.

4)概要

COVID-19蔓延下に対面診療が中断となった高齢者21名のオンラインによる摂食機能療法の有用性を報告している。

1)名称

高齢口腔癌術後患者に対しCOVID-19二次感染予防を目的としたオンライン診療で食事支援を行った1例

2)著者

長澤 祐季, 原 豪志, 中川 量晴, 豊島 瑞枝, 奥村 拓真, 戸原 玄.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

老年歯科医学,2020;35:142-149.

4)概要

高齢口腔癌術後患者にICTを活用して食事支援を行うことの有用性について奨励を通じて報告している。

1)名称

オンライン診療におけるミールラウンドの取り組み支援について

2)著者

堀内 玲, 中根 綾子, 奥村 拓真, 小谷 朋子, 米田 早織, 戸原 玄

3)雑誌名、年、月、号、ページ

老年歯科医学, 2021;35:72-78.

4)概要

介護老人福祉施設でICTを活用して対面診療に準じたミールラウンドを行うことが可能であったと報告している。

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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