総-8個別事項について(その5)がん対策・難病対策・透析医療・緩和ケア[6.7MB] (79 ページ)
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| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65606.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第624回 11/5)《厚生労働省》 |
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○
血液透析に用いられるバスキュラ-アクセス(透析シャント)は、穿刺を繰り返すことで狭窄・閉塞等といったシャン
トトラブルを生じるため、狭窄・閉塞の部位によって、シャント拡張術は第一選択の治療となる。
○
経皮的シャント拡張術・血栓除去術については、初回実施後3月以内に実施する場合は、透析シャント閉塞等の場合に
限り1回を限度として算定可能としている。算定回数は増加傾向であり、入院外の算定回数が75%程度である。
○
入院が必要であったり、狭窄・閉塞を繰り返す等、対応が困難な患者のシャント拡張術が実施出来ない医療機関では、
入院施設やシャント造設に関する専門的な技術を持った他医療機関に紹介して管理が行われている。
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術
1 初回 12,000点
2 1の実施後3月以内に実施する場合 12,000点
バスキュラーアクセスの管理の状況
[算定要件(抜粋)]
・ 「1」については、3月に1回に限り算定する。
・ 「1」を算定してから3月以内に実施した場合には、次のいずれかに該当す
るものに限り、1回を限度として「2」を算定する。また、次のいずれかの要
件を満たす画像所見等の医学的根拠を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。
透析クリニック
ア 透析シャント閉塞の場合
イ 超音波検査において、シャント血流量が400ml以下又は血管抵抗指数 (VAIVT対応不可のため、近
(RI)が0.6以上の場合(アの場合を除く。)
隣クリニック・病院へ紹介)
透析クリニック
シャント専門クリニック
(VAIVT対応可能だが入院施設なし)
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術
25,000
紹介
紹介
20,000
一部紹介
15,000
10,000
5,000
0
R2
R3
初回_入院
R4
R5
初回_入院外
R6
出典:社会医療診療行為別統計(令和4・5年は6月審査分、令和6年は8月審査分)
病院(入院施設あり)
入院が必要、緊急処置、3ヶ月未満で処置
が必要等、対応が難しい患者が多い。
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