よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総-8個別事項について(その5)がん対策・難病対策・透析医療・緩和ケア[6.7MB] (117 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65606.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第624回 11/5)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

腎不全患者に対する緩和ケアの効果
○ 腎不全の患者に対して、緩和ケアチームが継続的に支援すると、介入開始後、身体的及び感情的症状が緩和
されたとの報告がある。
○ 透析を受けている腎不全患者127名に対し、緩和ケア専門家、腎臓内科医師、専門看護師等で構成される
多職種の緩和ケアチームによる支援を行い、介入開始後、統合緩和ケアアウトカムスケール・腎臓版(IPOSRenal Inventory)の変化を観察した。
○ 介入開始3ヶ月後、統計学的有意な改善がみられ、最終受診日(中央値 13ヶ月後)にも持続していた。

平均身体的症状POS (緩和ケア
アウトカムスケール) スコア

平均身体的および感情的POSスコア

* P < 0.05

開始前

3ヶ月後

最終受診

開始前

3ヶ月後

最終受診

出典:Siriwardana AN, Hoffman AT, et al. Impact of Renal Supportive Care on Symptom Burden in Dialysis Patients: A Prospective Observational Cohort Study. J Pain Symptom Manage. 2020 Oct;60(4):725-736.

117