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総-8個別事項について(その5)がん対策・難病対策・透析医療・緩和ケア[6.7MB] (120 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65606.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第624回 11/5)《厚生労働省》
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人生の最終段階における腎疾患の経過と主な症状緩和の手段
○ 令和7年9月に関係学会により「腎不全患者のための緩和ケアガイダンス」が公表され、腎不全患者に対す
る緩和ケアの具体的な実践方法について示されている。
○ 腎不全患者の人生の最終段階においては、腎代替療法の選択や合併症、身体機能に応じて臨床経過は様々で
ある。そのうえで、人生の最終段階においても疾患特異的治療やリハビリテーション等の基本的な治療を継
続し、そこに緩和的手技を加えていくことが基本的な考え方である。

透析の差し控え・中断を選択した場合など






臓器不全を伴う合併症の進行など

フレイル・認知症など

時間

死亡

疾患特異的治療(腎保護療法、腎代替療法等)
患者教育・セルフマネジメント

栄養療法
リハビリテーション

心理・社会的サポート
【目次】
第1章 腎不全患者の臨床経過と腎代替療法の選択
第2章 腎不全患者における緩和ケアに関する考え方
第3章 腎不全患者における緩和ケアの実践
第4章 腎不全緩和ケアにおける医療提供体制の構築

診療を担当する医師や看護師等(多職種腎不全
チーム)による対応では症状緩和が不十分な場
合、緩和ケアチームが専門的サポートを行うこ
とで、身体症状及び精神症状の緩和をはかる。

出典:腎不全患者のための緩和ケアガイダンスを元に健康・生活衛生局がん・疾病対策課が作成

抗不安薬・抗精神病薬
オピオイド









鎮静

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