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介護保険最新情報Vol.1436(「介護保険施設等における事故予防及び事故発生時の対応に関するガイドラインについて(周知)」 (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/001591418.pdf
出典情報 「介護保険施設等における事故予防及び事故発生時の対応に関する ガイドライン」について(周知)(11/7付 事務連絡)《厚生労働省》
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事故発生前後のプロセス
プロセス



リスクアセスメント
未然防止の対応

内容およびポイント


事故対応の前提として、利用者ごとにアセスメントを行い、
個々のリスクを把握する。



利用者の救命や安全確保をした上で、迅速に上司やリー
ダー、管理者に報告し、被害の拡大防止を図る。
事故の発生を家族に対してできる限り早く連絡する。

事故発生






事故発生の
報告・連絡

即時的な事故対応


















現場での状況確認
原因分析

再発防止策検討






利用者本人
家族への説明

報告書作成









有効性確認・見直し

事故の発見者を中心に、多職種・多部門で事故の現場
を検証し、できる限り事実に基づき原因分析を行う。
根本原因分析(RCA)のための手法も活用する。
多職種・他部門で収集した情報や原因分析をとりまとめ、
現場のリソースやコストも踏まえ再発防止策を検討する。
職員個人ではなく、事業所全体で検討を行う。




利用者本人や家族に対し、管理者等が正確に説明する。
事故情報は職員に対しても開示し、職員が個人的な判
断や推測のもとに回答することがないよう徹底する。



検討された原因分析や再発防止策が妥当なものかを検
証し、事故報告書を作成する。
適切なタイミングで行政への報告も行う。



再発防止策
周知・徹底

看護職員と連携し、利用者の状況をできる限り早く、正確
に把握し、応急処置等を行う。
事故報告や原因分析に備え、可能な限り記録を取る。



再発防止策を事業所内で周知し、マニュアル作成やルー
ル化等を通じて徹底する。



実行した再発防止策の有効性を確認し、改善を繰り返し
て常にアップデートを行う。
事故情報を集計・分析し、有効性の評価に活用する。



※事故の状況や各事業所内でのルールは様々であるため、必ずしもこのプロセスの限りではない
Ⅲ.事故発生時の対応のポイント

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