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介護保険最新情報Vol.1436(「介護保険施設等における事故予防及び事故発生時の対応に関するガイドラインについて(周知)」 (15 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/001591418.pdf |
| 出典情報 | 「介護保険施設等における事故予防及び事故発生時の対応に関する ガイドライン」について(周知)(11/7付 事務連絡)《厚生労働省》 |
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1.リスクマネジメント強化に向けた組織の基盤づくり
Point
•
•
リスクマネジメント体制の強化は施設管理者の責務です。
取組が職員に根付くとボトムアップ型の改善提案も機能し、組織体制の
強化につながります。
管理者としての理念・方針の明示
事故予防の体制整備に向けた理念や方針を示す
• 介護サービスの提供にあたって、利用者が安全に、かつ、その人らしい生活を送れるよう事故予防の
体制整備を行うことは施設管理者としての責務です。
• 施設管理者は福祉の専門家として、職員・利用者とその家族に対して、組織理念や施設方針、そ
れらの理念や方針に基づくケアを実現するためのビジョン・体制を示すことが求められます。
リスクマネジメント体制の強化に向けた施設管理者の役割
• 事故予防の体制整備に向けては、施設管理者が中心となってリーダーシップを発揮し、理念・施設
方針の決定や適切な意思決定等を行います。施設管理者にビジョンや熱意がなければ体制整備
が進まず、職員のモチベーションを維持することも難しくなります。
• 体制整備に向けた取組を進めていくことは、職員が安心して働くことができる職場作りや安全なケア
を行うための職員教育にも通ずる部分があり、組織としてのリスクマネジメント体制の強化へとつなが
ります。
• なお、介護サービスを提供する目的は、要介護高齢者の尊厳の保持と、その方の能力に応じた自
立した生活や自己決定の尊重にあり、事故防止の徹底がそれらの目的に反したものとならないよう
留意する必要があります。
職員の役割に応じた改善活動・体制づくり
取組が職員に根付くとボトムアップ型の改善提案が機能する
• 事故予防の体制整備に向けた取組を進めるに
あたって、まずは施設管理者を中心とするトップ
ダウンでの組織作りが有効です。
• その後、取組が職員の中に根付きはじめた段
階からは、現場からのボトムアップによる改善提
案を仕組みとして取り入れましょう。
• トップダウンによる体制整備、ボトムアップによる
改善提案のいずれにも、管理者層と現場職員
のパイプ役となるリーダーや主任といった中間層
の果たす役割が重要です。
• リーダー・主任などの中間層には、チーム全体の
日々のケアや環境への気配り、現場の課題を
管理者層に正しく伝える役割等が求められます。
Ⅱ.事故予防のための体制整備のあり方
12
管理者
経営者
理念・方針は
施設管理者主導の
トップダウンで浸透
リーダー
主任
現場
職員
リーダー層中心に
現場からのボトム
アップで業務改善
Point
•
•
リスクマネジメント体制の強化は施設管理者の責務です。
取組が職員に根付くとボトムアップ型の改善提案も機能し、組織体制の
強化につながります。
管理者としての理念・方針の明示
事故予防の体制整備に向けた理念や方針を示す
• 介護サービスの提供にあたって、利用者が安全に、かつ、その人らしい生活を送れるよう事故予防の
体制整備を行うことは施設管理者としての責務です。
• 施設管理者は福祉の専門家として、職員・利用者とその家族に対して、組織理念や施設方針、そ
れらの理念や方針に基づくケアを実現するためのビジョン・体制を示すことが求められます。
リスクマネジメント体制の強化に向けた施設管理者の役割
• 事故予防の体制整備に向けては、施設管理者が中心となってリーダーシップを発揮し、理念・施設
方針の決定や適切な意思決定等を行います。施設管理者にビジョンや熱意がなければ体制整備
が進まず、職員のモチベーションを維持することも難しくなります。
• 体制整備に向けた取組を進めていくことは、職員が安心して働くことができる職場作りや安全なケア
を行うための職員教育にも通ずる部分があり、組織としてのリスクマネジメント体制の強化へとつなが
ります。
• なお、介護サービスを提供する目的は、要介護高齢者の尊厳の保持と、その方の能力に応じた自
立した生活や自己決定の尊重にあり、事故防止の徹底がそれらの目的に反したものとならないよう
留意する必要があります。
職員の役割に応じた改善活動・体制づくり
取組が職員に根付くとボトムアップ型の改善提案が機能する
• 事故予防の体制整備に向けた取組を進めるに
あたって、まずは施設管理者を中心とするトップ
ダウンでの組織作りが有効です。
• その後、取組が職員の中に根付きはじめた段
階からは、現場からのボトムアップによる改善提
案を仕組みとして取り入れましょう。
• トップダウンによる体制整備、ボトムアップによる
改善提案のいずれにも、管理者層と現場職員
のパイプ役となるリーダーや主任といった中間層
の果たす役割が重要です。
• リーダー・主任などの中間層には、チーム全体の
日々のケアや環境への気配り、現場の課題を
管理者層に正しく伝える役割等が求められます。
Ⅱ.事故予防のための体制整備のあり方
12
管理者
経営者
理念・方針は
施設管理者主導の
トップダウンで浸透
リーダー
主任
現場
職員
リーダー層中心に
現場からのボトム
アップで業務改善