よむ、つかう、まなぶ。
介護保険最新情報Vol.1436(「介護保険施設等における事故予防及び事故発生時の対応に関するガイドラインについて(周知)」 (18 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/001591418.pdf |
| 出典情報 | 「介護保険施設等における事故予防及び事故発生時の対応に関する ガイドライン」について(周知)(11/7付 事務連絡)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
4.リスクマネジメント強化に向けた教育・研修
Point
•
•
職員が無理なく参加できるよう、研修の時間や回数等を工夫しましょう。
職員のニーズに合ったテーマ設定や、現場の実態を反映した研修の立案
等、研修が形骸化しないような取組が必要です。
研修実施の意義
研修の意義・目的
• 施設内で研修を実施することは、施設の指針や業務手順、施設内での情報連携の方法を職員
間で周知し、浸透させる上で重要です。
• ケアに関する研修を行い、職員一人ひとりの介護技術を向上させることで、事故防止だけでなく、施
設全体でのケアの質の向上にもつながります。
研修運用上の工夫
職員が参加しやすい研修計画づくり
• 研修を有用なものにするためには、受講者に研修の意義や必要性を理解してもらい、研修が形骸
化しないようにする必要があります。
• 職員が無理なく参加できるよう、計画的に研修を実施しましょう。研修時間を調節する、研修を複
数回実施する等、職員が参加しやすい工夫を行うと良いでしょう。
研修における地域資源の活用
• 施設内のリソースに限りがある場合は、地域の社会福祉協議会等が実施している外部研修や、行
政、地域の事業者団体と連携した合同研修の実施も有用です。他機関とともに研修を実施するこ
とで多職種の学び合いの機会になり、また日頃からの地域内の連携を深めることができます。
• 法人内の医療機関と一緒に勉強会を行っている施設や、地域の消防署と連携して窒息事故時の
対応を学んでいる施設等、連携先の特長を生かして学びの機会を設けている施設もあります。
研修テーマの設定
現場に役立つ研修内容の検討
• 基本的な知識を学ぶ全体研修に加えて、部門や職種ごとの個別研修を行うことも有用です。職員
のニーズに合ったテーマを選定することが望ましいでしょう。また、講義形式の研修だけでなく、ワーク
ショップ等の職員参加型の研修を行うことも有用です。施設内の実事例を用いることで、自施設に
合ったリスク予測や対策を自分事として考えることができます。
• 施設内の見守り機器で撮影した写真を使ってリスク予測のワークショップを行ったり、事例を用いて
事故の原因分析や対策を考える演習を行ったりしている施設もあります。
職員の研修の実施・運営への参画
• 職員自身が研修を企画することで、職員のモチベーションの向上にもつながります。
Ⅱ.事故予防のための体制整備のあり方
15
Point
•
•
職員が無理なく参加できるよう、研修の時間や回数等を工夫しましょう。
職員のニーズに合ったテーマ設定や、現場の実態を反映した研修の立案
等、研修が形骸化しないような取組が必要です。
研修実施の意義
研修の意義・目的
• 施設内で研修を実施することは、施設の指針や業務手順、施設内での情報連携の方法を職員
間で周知し、浸透させる上で重要です。
• ケアに関する研修を行い、職員一人ひとりの介護技術を向上させることで、事故防止だけでなく、施
設全体でのケアの質の向上にもつながります。
研修運用上の工夫
職員が参加しやすい研修計画づくり
• 研修を有用なものにするためには、受講者に研修の意義や必要性を理解してもらい、研修が形骸
化しないようにする必要があります。
• 職員が無理なく参加できるよう、計画的に研修を実施しましょう。研修時間を調節する、研修を複
数回実施する等、職員が参加しやすい工夫を行うと良いでしょう。
研修における地域資源の活用
• 施設内のリソースに限りがある場合は、地域の社会福祉協議会等が実施している外部研修や、行
政、地域の事業者団体と連携した合同研修の実施も有用です。他機関とともに研修を実施するこ
とで多職種の学び合いの機会になり、また日頃からの地域内の連携を深めることができます。
• 法人内の医療機関と一緒に勉強会を行っている施設や、地域の消防署と連携して窒息事故時の
対応を学んでいる施設等、連携先の特長を生かして学びの機会を設けている施設もあります。
研修テーマの設定
現場に役立つ研修内容の検討
• 基本的な知識を学ぶ全体研修に加えて、部門や職種ごとの個別研修を行うことも有用です。職員
のニーズに合ったテーマを選定することが望ましいでしょう。また、講義形式の研修だけでなく、ワーク
ショップ等の職員参加型の研修を行うことも有用です。施設内の実事例を用いることで、自施設に
合ったリスク予測や対策を自分事として考えることができます。
• 施設内の見守り機器で撮影した写真を使ってリスク予測のワークショップを行ったり、事例を用いて
事故の原因分析や対策を考える演習を行ったりしている施設もあります。
職員の研修の実施・運営への参画
• 職員自身が研修を企画することで、職員のモチベーションの向上にもつながります。
Ⅱ.事故予防のための体制整備のあり方
15