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総-1入院・外来医療等の調査・評価分科会における検討結果 (62 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64046.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第618回 10/1)《厚生労働省》
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療病棟が 100%と最も高く、特定機能病院が 40.4%と最も低かった。GLIM 基準
の導入により、多職種連携が進んだという回答が約5割だった。
○ 入院時に低栄養リスクを有する患者は、急性期一般で約4割、地域包括医療病
棟などでは約8割だった。
○ 入院時に GLIM 基準による低栄養(重度・中等度)に該当する患者は、地域包
括医療病棟、回復期リハビリテーション病棟等で約3割だった。
(分科会での評価・分析に関する意見)
○ 地域包括医療病棟で低栄養リスクの患者が多いのは、管理栄養士が病棟配置さ
れて、的確に栄養スクリーニングが行えているという結果ではないかとの意見
があった。
○ 低栄養リスクだけではなく、GLIM 基準で低栄養と判定された患者の状況につい
ても示せないかとの指摘があった。
17-4.リハビリテーションについて (別添資料⑤ P37~P50)
○ 入院中のリハビリテーションには、身体機能の回復や廃用症候群の予防だけで
なく、退院後の生活を見据えた生活機能の回復のための介入が求められる。
○ 疾患別リハビリテーション料では、当該リハビリテーションを実施するために
必要な、医療機関に配置すべき療法士の数や専従要件が規定されているが、当
該療法士が病棟業務に従事することに関する規定はない。
○ 急性期病棟、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟において、屋
外等での疾患別リハビリテーションを実施した患者のうち、3単位を超えて実
施した症例は 45%であった。
○ 早期のリハビリテーションを評価する加算として急性期リハビリテーション加
算、初期加算、早期リハビリテーション加算が設けられているが、いずれも発
症日からリハビリテーション開始までの日数についての要件はなく、どのタイ
ミングからでも算定可能である。
○ 14 日以内に疾患別リハビリテーションを実施した症例のうち、3日以内に介
入できていない割合は 38%であった。
○ 急性期一般入院料1~6における土日祝日のリハビリテーション実施割合は、
平日と比べて低かった。また、金曜日に入院した患者は、入院後3日以内にリ
ハビリテーションを開始した患者割合が低かった。
○ 回復期リハビリテーション病棟3~5等では休日リハビリテーション提供体制
加算が算定可能である。近年、算定回数は減少傾向にある一方、休日のリハビ
リテーション実施が要件となっている回復期リハビリテーション病棟入院料1
の届出機関数は増加している。
○ 退院時リハビリテーション指導料を算定した患者のうち、疾患別リハビリテー
ション料を算定していない患者は 33%であった。
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