参考資料5 全国がん登録 届出マニュアル2025<公開> (58 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60625.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 がん登録部会(第32回 8/4)《厚生労働省》 |
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初回の治療情報
化学療法の有無
項目番号
全国
23
院内
750
用途
集計
自施設で実施された初回治療のうち、化学療法の有無
(がん登録等の推進に関する法律施行規則第 6 条第 3 号)
当該がんに関する最初の診断に引き続き行われた当該がんの縮小・消失を意図した化学
療法のうち、診療計画等に記載されたものとします。当該腫瘍に対して最初に計画された
ものでない治療は含みません(初回治療の定義〈p.23〉を参照)
。
症状の緩和を目的に行われた治療は含みません。
以下の定義に従って、薬物療法に含まれる化学療法、内分泌療法、その他の治療のうち、
内分泌的機序や免疫療法的な薬物治療を除いた、病巣の縮小あるいは消失を目的とした
治療の有無を判断します。
全身療法あるいは局所療法として効果の高い『化学療法』の状況を把握するために設定さ
れました。
化学療法
薬剤による細胞毒性(抗悪性腫瘍薬、一部の抗菌薬、一部のステロイド製剤)や細胞増殖阻害(分
子標的薬)によって、腫瘍の縮小又は消失をはかる治療を、その投与経路は問わず、化学療法と定
義します。
【包含】 イブリツモマブチウキセタンのように、分子標的薬と放射性同位元素の両方の作用を狙
った治療
肝動脈化学塞栓療法のような血管塞栓術も併用した抗がん剤投与
ニボルマブなど、免疫療法薬とされる分子標的薬の薬物治療(機序を問わず分子標的薬は
化学療法とする)
【除外】
内分泌療法
血液腫瘍におけるステロイド単剤療法 → 内分泌療法(SEER 規則に準じる)
。
【コードの選択】
1
2
9
自施設で施行
自施設で施行なし
施行の有無不明
自施設において、初回治療として施行した場合。
施行していない場合。
初回治療に含まれない範囲の化学療法を施行した場合を含む。
項目「治療施設」が 1,4,8 の場合、必ず適用します。
化学療法の有無が不明の場合。
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