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参考資料5 全国がん登録 届出マニュアル2025<公開> (52 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60625.html
出典情報 厚生科学審議会 がん登録部会(第32回 8/4)《厚生労働省》
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第 2 章:届出項目について
初回の治療情報

鏡視下治療の有無
項目番号

全国

19

院内

710

用途

集計

自施設で実施された初回治療のうち、鏡視下治療の有無
(がん登録等の推進に関する法律施行規則第 6 条第 1 号)
当該がんに関する最初の診断に引き続き行われた当該がんの縮小・切除を意図した鏡視
下治療のうち、診療計画等に記載されたものとします。当該腫瘍に対して最初に計画され
たものでない治療は含みません(初回治療の定義〈p.23〉を参照)。
症状の緩和を目的に行われた治療は含みません。
以下の定義に従って、体腔鏡等の光学機器を用いて行われた病巣の切除等の観血的治療
の有無を判断します。侵襲性の低い治療として位置付けられた、以前『体腔鏡的治療』の
名称で呼ばれた、広義の外科的治療のうち、光学機器の視野下で行われた観血的治療の状
況を把握するために設定された経緯があります。
鏡視下治療
皮膚切開を加えるなど、自然開口部※以外から挿入された光学機器を用いて(光学機器の視野下で)
行われる病巣切除術を『鏡視下治療』とします。
※ 口唇(腔)
、鼻孔(腔)
、尿道口、肛門、膣口、乳管等を指す。
【包含】肺癌の胸腔鏡補助下手術
胃癌の腹腔鏡下手術
腎癌の後腹膜鏡補助下手術
乳癌に対する内視鏡下切除術(腋窩あるいは乳輪等に皮膚切開をして内視鏡を挿入)
直腸癌に対する TEM(Transanal endoscopic microsurgery)
自然開口部以外を介した光学機器による視野を用いて行われるロボット手術
経管腔的内視鏡手術(NOTES:Natural Orifice Translumenal Endoscopic Surgery)
自然開口部経由であっても、管腔壁(消化管・尿路・産道等)に侵入路を切開等の手技で
作成・挿入する場合
【除外】 胃癌・大腸癌での粘膜下層剥離(ESD)
→ 内視鏡的治療(自然孔〈口または鼻孔〉から挿入)
開頭手術における光学機器による視野を用いた病巣切除術→外科的治療
【コードの選択】
1

自施設で施行

自施設において、初回治療として施行した場合

2

自施設で施行なし

施行していない場合
初回治療に含まれない範囲の鏡視下治療を施行した場合を含みます
項目「治療施設」が 1,4,8 の場合、必ず適用します

9

施行の有無不明

鏡視下治療の有無が不明の場合

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