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地方創生2.0基本構想(令和7年6月13日閣議決定) 本文 (58 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_chihousousei/index.html#kihon |
出典情報 | 地方創生2.0基本構想(令和7年6月13日閣議決定)(6/13)《内閣官房》 |
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ⅷ.ディープテック分野を始めとしたスタートアップを生み出すエコシステ
ムの形成
地方において、ディープテック分野を始めとしたスタートアップを一層生
み出していく環境を整備するため、スタートアップ・エコシステム拠点都市
において、地域の産業や大学等の研究特性をいかした分野・領域の重点化、
アントレプレナーシップ教育の充実、オープンイノベーションや公共調達の
促進、核となる組織・人材の育成・確保等の取組を強化し、スタートアップ
の創出から創業後の成長までの一貫した支援を推進する。
【当面の目標:スタートアップ・エコシステム拠点都市を8都市から 13 都
市へと拡大】
ⅸ.地方公共団体によるスタートアップからの調達促進
地域課題の解決に資するスタートアップ企業の技術やノウハウを広く展
開していくため、こうしたスタートアップのカタログ化や自治体ニーズとの
マッチング・案件組成の支援、トライアル発注や随意契約の促進など契約の
工夫、地域間の共同調達の円滑化に関するガイドの作成、知的財産の保護、
インセンティブ措置の深掘り等、地方公共団体によるスタートアップからの
調達を促進する多面的な取組を新たに実施する。
③技術の「新結合」:AI・デジタル技術等の組合せ
AI・デジタル技術等の先端技術を始めとする多様な技術を、地域課題や
現場ニーズに応じて効果的に組み合わせることで、新たなサービスや仕組み
を創出する。
ⅰ.生活必需品の物流へのドローンや自動配送ロボットの活用
地方のラストワンマイル配送などの物流網を維持するため、リモート技術
で遠隔監視・操作が可能なドローンや自動配送ロボットの社会実装を進める。
ドローンについては、運航管理システム(UTM)を導入し、エリア単位で
のレベル4飛行(有人地帯での目視外飛行)や多数機同時運航の普及拡大に
向けた取組を進める。また、自動配送ロボットについては、より配送能力の
高い自動配送ロボットの地域実証を進めつつ、低速・小型の自動配送ロボッ
トによる実装サービスの多地域展開を進める。
ⅱ.農林水産業の未来を創るスマート技術の開発・普及促進
農林水産業の飛躍的な生産性の向上や環境負荷低減を実現するため、農地
の大区画化、共同利用施設の再編・集約化、多収性・高温耐性等を備えた品
種の開発・導入に加え、気象や市況情報、生育予測プログラム等の多様なA
PIを活用したアプリやサービスの開発や、衛星情報等の宇宙技術やAI技
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ムの形成
地方において、ディープテック分野を始めとしたスタートアップを一層生
み出していく環境を整備するため、スタートアップ・エコシステム拠点都市
において、地域の産業や大学等の研究特性をいかした分野・領域の重点化、
アントレプレナーシップ教育の充実、オープンイノベーションや公共調達の
促進、核となる組織・人材の育成・確保等の取組を強化し、スタートアップ
の創出から創業後の成長までの一貫した支援を推進する。
【当面の目標:スタートアップ・エコシステム拠点都市を8都市から 13 都
市へと拡大】
ⅸ.地方公共団体によるスタートアップからの調達促進
地域課題の解決に資するスタートアップ企業の技術やノウハウを広く展
開していくため、こうしたスタートアップのカタログ化や自治体ニーズとの
マッチング・案件組成の支援、トライアル発注や随意契約の促進など契約の
工夫、地域間の共同調達の円滑化に関するガイドの作成、知的財産の保護、
インセンティブ措置の深掘り等、地方公共団体によるスタートアップからの
調達を促進する多面的な取組を新たに実施する。
③技術の「新結合」:AI・デジタル技術等の組合せ
AI・デジタル技術等の先端技術を始めとする多様な技術を、地域課題や
現場ニーズに応じて効果的に組み合わせることで、新たなサービスや仕組み
を創出する。
ⅰ.生活必需品の物流へのドローンや自動配送ロボットの活用
地方のラストワンマイル配送などの物流網を維持するため、リモート技術
で遠隔監視・操作が可能なドローンや自動配送ロボットの社会実装を進める。
ドローンについては、運航管理システム(UTM)を導入し、エリア単位で
のレベル4飛行(有人地帯での目視外飛行)や多数機同時運航の普及拡大に
向けた取組を進める。また、自動配送ロボットについては、より配送能力の
高い自動配送ロボットの地域実証を進めつつ、低速・小型の自動配送ロボッ
トによる実装サービスの多地域展開を進める。
ⅱ.農林水産業の未来を創るスマート技術の開発・普及促進
農林水産業の飛躍的な生産性の向上や環境負荷低減を実現するため、農地
の大区画化、共同利用施設の再編・集約化、多収性・高温耐性等を備えた品
種の開発・導入に加え、気象や市況情報、生育予測プログラム等の多様なA
PIを活用したアプリやサービスの開発や、衛星情報等の宇宙技術やAI技
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