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地方創生2.0基本構想(令和7年6月13日閣議決定) 本文 (53 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_chihousousei/index.html#kihon
出典情報 地方創生2.0基本構想(令和7年6月13日閣議決定)(6/13)《内閣官房》
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の歴史や技術の継承と併せて商品価値を高めていく。そのため、国内デザイ
ナーと連携したブランド化・高付加価値化や、外需獲得等に向けた海外企業
が求める環境等への配慮に関する国際認証取得支援に加え、地域の人材の地
元定着やインバウンド需要の獲得に向けたオープンファクトリーといった、
地域の実情に応じた取組を新たに推進する。特に、伝統的工芸品の海外展開
等の取組を更に後押しするため、製造協同組合等の取組及び民間団体の産地
横断的事業への支援を行う。
(文化・芸術)
各地の文化資源(文化財や伝統行事、アート等)をいかし、インバウンド
の呼び込み等を更に進めていくため、文化資源の発掘と磨き上げ、活用を行
う「日本博」を、人材育成を含む一体的な伴走支援による、地域に根ざした
文化観光コンテンツの創出に重点化する。また、文化庁と観光庁の連携の下
で、文化資源の体験・体感による高度観光拠点の整備・充実を図る。
(スポーツ)
スポーツが持つ、地域に楽しみや交流拡大、経済活性化をもたらす等の地
方創生への高いポテンシャルを発揮させるため、スポーツを活用して地方創
生に取り組む地域を重点的に後押しするとともに、好事例の普遍化を図る。
具体的には、スポーツコンプレックスやスポーツホスピタリティ、スポーツ
ツーリズムの推進や地域スポーツコミッションの質の向上を始め、地域に応
じた伴走支援や、関係府省庁連携によるハード・ソフト・インフラの一体的
支援、スポーツ大会の開催支援などスポーツを活用したまちづくり・観光と
の連携の充実、スポーツリーグ・クラブの海外ファン獲得支援等に向けた取
組の強化を行う。
【当面の目標:2026 年までにスポーツツーリズム関連消費額 3,800 億円】
(コンテンツ)
マンガ、アニメ、ゲーム、映画等のコンテンツが有する、制作拠点による
効果、作品の聖地化による効果、関連イベント開催による効果等の複合的な
地方創生の力の発揮に向け、アニメツーリズムやロケ誘致、博物館・美術館
等の拠点化、地域発のコンテンツ制作・関連商品開発やコンテンツの魅力を
いかした高付加価値を生み出す拠点づくりを、「コンテンツと地方創生の好
循環プラン 42」に基づき、コンテンツ地方創生拠点として選定するなど関係
府省庁、地方公共団体及び関係経済界が連携して推進する。

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「知的財産推進計画 2025」
(2025 年6月3日知的財産戦略本部決定)


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