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地方創生2.0基本構想(令和7年6月13日閣議決定) 本文 (22 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_chihousousei/index.html#kihon |
出典情報 | 地方創生2.0基本構想(令和7年6月13日閣議決定)(6/13)《内閣官房》 |
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地域コミュニティには顔の見える関係性があり、互いを気にかける温かさは
地域の強みである。一方で、アンコンシャス・バイアスによる画一的な役割・期
待が伴うと、若者や女性にとっては心理的な負担となり、都市部の匿名性に自
由を求める傾向が強まる可能性がある。今後は、こうした「顔の見える関係性」
に「多様な生き方の尊重」を組み合わせ、誰もが安心して暮らせる地域づくりを
進めていくことが、目指すべき地域社会の変革の基本的な方向性となる。
一人一人が等しく尊重される地域は、多様な人々が集まる場となる。さらに、
地域には、産官学金労言士等、様々な力を持ち地域をリードする関係者がいる。
くわえて、都市に住みながら地域への関心を持つ人がいる。性別や世代、立場を
越えて、そうした関係者が互いに連携し、地域の人々を巻き込み、人や組織のつ
ながりを強化することで、新しい価値が生まれる。そして、それがまた新たな人
を呼び、地域は更に多様になり、人々が混ざり合うことでより豊かで強い好循
環が生まれ、新たな価値創造の場となる。都市と地方の二項対立を越えて、より
融合的な日本をつくる。そして、地方は直接海外と結び付く。このような多様性
の好循環によって、地方が新しく生まれ変わる。
【10 年後に目指す姿】
〇 都市と地方が互いに支え合い、一人一人が活躍できる社会をつくる
・ 都市か地方かにかかわらず、互いに交流し、助け合える
: 関係人口を実人数 1,000 万人、延べ人数1億人創出する
・ 人材が希少となる中で、一人一人が活躍できる
: 希望する職員の副業・兼業が可能な職場環境を整備した事業者数を
10 割とする
〇 AI・デジタルなどの新技術が活用される地方をつくる
・ 全国津々浦々でデジタル基盤が整備され、AI・デジタルなどの新技
術が活用できる
: AIやデジタルなども活用しながら生活環境の維持向上や地方経済
の高付加価値化など地域の課題解決に向けた取組が行われている市町
村の割合を 10 割とする
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地域の強みである。一方で、アンコンシャス・バイアスによる画一的な役割・期
待が伴うと、若者や女性にとっては心理的な負担となり、都市部の匿名性に自
由を求める傾向が強まる可能性がある。今後は、こうした「顔の見える関係性」
に「多様な生き方の尊重」を組み合わせ、誰もが安心して暮らせる地域づくりを
進めていくことが、目指すべき地域社会の変革の基本的な方向性となる。
一人一人が等しく尊重される地域は、多様な人々が集まる場となる。さらに、
地域には、産官学金労言士等、様々な力を持ち地域をリードする関係者がいる。
くわえて、都市に住みながら地域への関心を持つ人がいる。性別や世代、立場を
越えて、そうした関係者が互いに連携し、地域の人々を巻き込み、人や組織のつ
ながりを強化することで、新しい価値が生まれる。そして、それがまた新たな人
を呼び、地域は更に多様になり、人々が混ざり合うことでより豊かで強い好循
環が生まれ、新たな価値創造の場となる。都市と地方の二項対立を越えて、より
融合的な日本をつくる。そして、地方は直接海外と結び付く。このような多様性
の好循環によって、地方が新しく生まれ変わる。
【10 年後に目指す姿】
〇 都市と地方が互いに支え合い、一人一人が活躍できる社会をつくる
・ 都市か地方かにかかわらず、互いに交流し、助け合える
: 関係人口を実人数 1,000 万人、延べ人数1億人創出する
・ 人材が希少となる中で、一人一人が活躍できる
: 希望する職員の副業・兼業が可能な職場環境を整備した事業者数を
10 割とする
〇 AI・デジタルなどの新技術が活用される地方をつくる
・ 全国津々浦々でデジタル基盤が整備され、AI・デジタルなどの新技
術が活用できる
: AIやデジタルなども活用しながら生活環境の維持向上や地方経済
の高付加価値化など地域の課題解決に向けた取組が行われている市町
村の割合を 10 割とする
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