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総ー8参考1[1.2MB] (45 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63440.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第617回 9/17)《厚生労働省》 |
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類型
①
⑮
提出者
関係団体
関係団体
具体的内容
るなど、簡易な方法での条件に緩和してほしい。ま
た、予約患者については、予約診察として特別の料金
を徴収するのにふさわしい診療時間(10 分程度以上)
の確保に努めるが、待機時間と同様に診療時間の把
握も難しいため、該当患者と次の患者とのアクセスロ
グ時間の差を計測するなど、条件を緩和して欲しい。
(2)予約診療を行う標榜科ごとに記載する実施報告
書の見直しについて予約に基づく診察に関する料金
については、予約診療を行う標榜科ごとに実施報告
書を記載することになっているが、専門外来ごとの実
施報告書に見直しを提案する。(3)また、患者の都合
で予約時間を繰り上げする場合などの「エクスプレス
予約システム」なども技術的対応ができれば、選定療
養に加えたい。
類型番号①の見直しとして、外来診療における患者
の希望によるプライバシーを配慮した診療において、
他の患者の診察室と物理的距離(心理的距離)の離
れた特別の診察室(特別室など)を希望する場合又は
特別な診察環境を希望する場合における特別室料の
算定を追加で設定するのはどうか。
長期収載品において患者都合で先発医薬品を希望し
た場合、特別の料金を支払うが、その算出方法が複
雑であると思われる。
患者の方が理解しやすく、薬剤師が説明しやすい算
出方法がいいのではないか。
例えば、差額の 1/4 にして点数化するのではなく、差
額を保険診療分の一部負担金に上乗せして支払って
いただくなど。
理由
患者の様々な要望により特別診察室を設置している病院があると思うが、現状の保険診療では他の患者との料
金の差別化が図られる不公平感があるように感じられる。また、差額料金を払ってでもプライバシーに配慮され
た空間で診察を希望される患者もいる可能性があり、様々な患者のニーズに応えた室料の設定があっても良い
のではないかと感じた(外来化学療法センター、透析なども含む)。
選定療養の案内のチラシでは、先発医薬品と後発医薬品の差額が大きい薬剤で、計算しやすくわかりやすい図
になっているが、薬剤の差額が少額である場合、計算式に則って計算すると内服薬は高額になる傾向がある。
薬剤師会に問合せがあり、患者さんが自分の薬の薬価を調べて、チラシに基づき薬価の差額 1/4 として計算し
たところ、自分が薬局で支払った金額と異なり高い料金を支払ったということだった。
厚生労働省の通知を基に差額を点数化して計算する方法を伝えたが、一般人にはその差額の算出方法は理解
できないと言われたため。
〈処方事例〉
[先発医薬品]
テノーミン錠 25mg
1 錠 薬価 9.8 円
ユリノーム錠 50mg
1錠
11.8 円
1日1回朝食後 60日分 (1 日分の合計)21.6 円
[後発医薬品]
アテノロール錠 25mg
1 錠 薬価 5.9 円
ベンズブロマロン錠 50mg 1 錠
9.7 円
1日1回朝食後 60日分 (1 日分の合計)15.6 円
[差額の計算]
テノーミン錠 9.8 円 (GE 5.9 円) ユリノーム錠 11.8 円 (GE 9.7 円)
それぞれ薬の値段の差額 1 日あたり 合計 6 円
60 日分で 360 円、さらに 1/4 は 90 円になるはずだが、実際に支払った選定療養の特別の料金は 660 円であっ
た。
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①
⑮
提出者
関係団体
関係団体
具体的内容
るなど、簡易な方法での条件に緩和してほしい。ま
た、予約患者については、予約診察として特別の料金
を徴収するのにふさわしい診療時間(10 分程度以上)
の確保に努めるが、待機時間と同様に診療時間の把
握も難しいため、該当患者と次の患者とのアクセスロ
グ時間の差を計測するなど、条件を緩和して欲しい。
(2)予約診療を行う標榜科ごとに記載する実施報告
書の見直しについて予約に基づく診察に関する料金
については、予約診療を行う標榜科ごとに実施報告
書を記載することになっているが、専門外来ごとの実
施報告書に見直しを提案する。(3)また、患者の都合
で予約時間を繰り上げする場合などの「エクスプレス
予約システム」なども技術的対応ができれば、選定療
養に加えたい。
類型番号①の見直しとして、外来診療における患者
の希望によるプライバシーを配慮した診療において、
他の患者の診察室と物理的距離(心理的距離)の離
れた特別の診察室(特別室など)を希望する場合又は
特別な診察環境を希望する場合における特別室料の
算定を追加で設定するのはどうか。
長期収載品において患者都合で先発医薬品を希望し
た場合、特別の料金を支払うが、その算出方法が複
雑であると思われる。
患者の方が理解しやすく、薬剤師が説明しやすい算
出方法がいいのではないか。
例えば、差額の 1/4 にして点数化するのではなく、差
額を保険診療分の一部負担金に上乗せして支払って
いただくなど。
理由
患者の様々な要望により特別診察室を設置している病院があると思うが、現状の保険診療では他の患者との料
金の差別化が図られる不公平感があるように感じられる。また、差額料金を払ってでもプライバシーに配慮され
た空間で診察を希望される患者もいる可能性があり、様々な患者のニーズに応えた室料の設定があっても良い
のではないかと感じた(外来化学療法センター、透析なども含む)。
選定療養の案内のチラシでは、先発医薬品と後発医薬品の差額が大きい薬剤で、計算しやすくわかりやすい図
になっているが、薬剤の差額が少額である場合、計算式に則って計算すると内服薬は高額になる傾向がある。
薬剤師会に問合せがあり、患者さんが自分の薬の薬価を調べて、チラシに基づき薬価の差額 1/4 として計算し
たところ、自分が薬局で支払った金額と異なり高い料金を支払ったということだった。
厚生労働省の通知を基に差額を点数化して計算する方法を伝えたが、一般人にはその差額の算出方法は理解
できないと言われたため。
〈処方事例〉
[先発医薬品]
テノーミン錠 25mg
1 錠 薬価 9.8 円
ユリノーム錠 50mg
1錠
11.8 円
1日1回朝食後 60日分 (1 日分の合計)21.6 円
[後発医薬品]
アテノロール錠 25mg
1 錠 薬価 5.9 円
ベンズブロマロン錠 50mg 1 錠
9.7 円
1日1回朝食後 60日分 (1 日分の合計)15.6 円
[差額の計算]
テノーミン錠 9.8 円 (GE 5.9 円) ユリノーム錠 11.8 円 (GE 9.7 円)
それぞれ薬の値段の差額 1 日あたり 合計 6 円
60 日分で 360 円、さらに 1/4 は 90 円になるはずだが、実際に支払った選定療養の特別の料金は 660 円であっ
た。
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