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入ー2 (69 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00280.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第10回 8/28)《厚生労働省》
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入退院支援の評価(イメージ)


病気になり入院しても、住み慣れた地域で継続して生活できるよう、また、入院前から関係者との
連携を推進するために、入院前や入院早期からの支援の強化や退院時の地域の関係者との連携を評価。
外来・在宅
入院前からの支援
入院時支援加算1 240点
入院時支援加算2 200点

<入院時支援加算の対象>
○入院の決まった患者に対 し、入院中の治療や入院生活に
係る計画に備え、入院前に以下のアからクまでを実施し
○その内容を踏まえ、入院中の看護や栄養管理等に係る療
養支援の計画を立て、患者及び入院予定先の病棟職員と共
有した場合
ア 身体的・社会的・精神的背景を含めた患者情報の把握
イ 入院前に利用していた介護サービス又は福祉サービスの
把握
ウ 褥瘡に関する危険因子の評価
エ 栄養状態の評価
オ 服薬中の薬剤の確認
カ 退院困難な要因の有無の評価
キ 入院中に行われる治療・検査の説明
ク 入院生活の説明

外来・在宅

入院
入退院支援加算
入退院支援加算1 700点、1,300点
入退院支援加算2 190点、 635点
入退院支援加算3 1,200点
退院後の診療計画の共有
地域連携診療計画加算 300点
日常生活機能などの機能評価
総合機能評価加算 50点
精神科入退院支援加算
精神科入退院支援加算 1,000点

<入退院支援加算の対象となる患者>
ア 悪性腫瘍、認知症又は誤嚥性肺炎等の急性呼吸器感染症のいずれかであること
イ 緊急入院であること
ウ 要介護状態であるとの疑いがあるが要介護認定が未申請であること又は要支援状
態であるとの疑いがあるが要支援認定が未申請であること
エ コミュニケーションに特別な技術が必要な障害を有する者
オ 強度行動障害の状態の者
カ 家族又は同居者から虐待を受けている又はその疑いがあること
キ 生活困窮者であること
ク 入院前に比べADLが低下し、退院後の生活様式の再編が必要であること(必要と推
測されること。)悪性腫瘍、認知症又は誤嚥性肺z炎等の急性呼吸器感染症のいず
れか
ケ 排泄に介助を要すること
コ 同居者の有無に関わらず、必要な養育又は介護を十分に提供できる状況にないこと
サ 退院後に医療処置(胃瘻等の経管栄養法を含む。)が必要なこと
シ 入退院を繰り返していること
ス 入院治療を行っても長期的な低栄養状態となることが見込まれること
セ 家族に対する介助や介護等を日常的に行っている児童等であること
ソ 児童等の家族から、介助や介護等を日常的に受けていること
タ その他患者の状況から判断してアからソまでに準ずると認められる場合

退院に向けた療養上必要な説明及び指導を共同して実施
退院時共同指導料1 1,500点・900点、退院時共同指導料2 400点

事前に情報をもとに
療養支援の計画立案
入院事前調整加算 200点
医療的ケア児(者)入院前支援加算
1,000点
薬剤適正使用連携加算

後方支援を評価
在宅患者支援病床初期加算
有床診療所在宅患者支援病床
初期加算

円滑な退院、在宅療養への円滑な移行
退院前訪問指導料 580点、退院後訪問指導料 580点
診療情報提供料(Ⅰ) 250点

ケアマネジャーとの連携
介護支援等連携指導料 400点
リハビリテーションの観点から退院後の指導
退院時リハビリテーション指導料 300点
栄養に関する情報提供
栄養情報連携料 70点

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