NC 間の疾患横断領域における連携推進
2024年度の取組の具体的な成果（補足）
①6NC電子カルテ統合データベースの構築を推進
〇2024年度は、6NC統合電子カルテデータベース（6NCEHRs）の拡充を行った。
〇各NCの病名コード、医薬品コード、検査コードの標準化を実
施するとともに、集積されたデータのクリーニングを実施し
た。
〇6NC-EHRsのデータを活用する研究の追加公募により新たに1
つの課題を採択し、合計8課題の研究支援を実施した。

②6NC連携人材育成として、疾患横断的な教育・研修コン
テンツを配信し、6NC連携事業で若手生物統計家を育成
〇６NC共通教育プラットフォームを構築し、疾患領域横断的な人
材育成のため、各NCの教育・研修コンテンツの配信支援した。
〇6NC連携育成パイロット事業として、生物統計家育成に実績をも
つNCが、他の5ＮＣから希望のあった若手1名に対して、OJTを
通じた育成を行うことを支援した。

（ポイント）
（ポイント）
●６NC共通教育プラットフォームでは、6NCの有用な教育・研修コン
●6NC-EHRsは、患者基本情報・病名・検査（結果を含む）・処方
情報・入退院情報等が含まれた、医療ビッグデータベースであり、 テンツのオンデマンド配信を支援し、令和6年度までに171コンテン
ツをe-learning動画として配信し、視聴者数は23,192であった。
2024年度は82万人→92万人、4億5232万レコード→4億9618万
●6NCが連携した生物統計家人材育成として、2024年3月に実務試験統
レコードへ拡充を行った。
計家資格（※）を取得した若手1名が、さらに上位資格となる実務・
●異なるベンダーの電子カルテから収集したデータの標準化を実
責任試験統計家資格の取得に向け、生物統計家育成に実績をもつNC
施し、その結果を各NCにフィードバックすることで、各NCの保
でのOJTを通じて実績を積んだ。
有するデータの品質向上に貢献した。
（※：日本計量生物学会が認定する資格であり、臨床研究中各病院の
●公募採択課題に対し、研究成果が最大となるよう、データ利用
人員体制の要件において、具体例で取り上げられている資格）
の技術的支援を行っている。
●6NC-EHRsの認知度向上、利活用促進を目的とし、データそのも
配信中の171コンテンツの内訳
のではない集計情報等によりデータベースの全体像を確認できる
臨床研究の品質管理、薬剤耐性、情
サイト「6NC-EHRsショーケース」を構築した。
新倫理指針、
NCC

6NC-EHRsショーケース 画面例

臨床基礎研究

NCGM

報セキュリティ、業務効率化、リピ
ドミクスシリーズ、業務効率化

NCVC

循環器疾患、
循環器病看護

NCCHD

小児医療、
データサイエンス研修

NCNP

うつ病、臨床モニタ
リング、QMS/RBA

NCGG

認知症シリーズ、老年病講座、
臨床モニタリング、基礎老化講座

6NC

動物実験の研究倫理（日・英）、知的財産セミナーシリーズ、
6NCバイオバンクネットワーク
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(JH)

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