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資料1‐2 令和6年度 業務実績概要説明資料 (51 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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業務運営の効率化に関する事項
-経常収支率-
令和6年度経常収支率

94.4 %

評価項目2-1
業務運営の効率化に関する事項

(令和5年度 95.3% ▲0.5 %)(中長期目標:中長期目標期間累計損益計算において、100%以上)

(1) 効率化による収支改善

(2) 情報セキュリティ対策その他情報管理等

①材料費等の削減
・後発医薬品数量シェア
令和6年度後発医薬品数量シェア 89.7% (令和5年度 87.2%)
・共同購入の実施(6NC、国立病院機構との共同)
・ベンチマークシステムを使用し平均価格より高い価格で納入さ
れている品目、また、償還価格のある材料の中で償還価格より
も高い価格で納入されている品目を中心にSPD業者を通じ各仕
入れ先及びメーカーとの価格の引き下げ交渉を行った。

①情報セキュリティ関連手順書の改訂
NISC(サイバーセキュリティ戦略本部)において決定された政府統
一基準群(令和5年度版)に準拠するよう国立長寿医療研究センター情
報セキュリティポリシーを令和5年度末に改定した。これを受け、令
和6年度には国立長寿医療研究センター情報セキュリティ関連手順書
の整備、改訂を行った。
②NISCによる情報セキュリティ監査を受審
NISCによるマネジメント監査とペネトレーションテストを受審し
た。規定や運用ドキュメントの整備状況、システム運用状況を中心
に監査を受け、政府統一基準群に準拠しており概ね問題ないことが
確認された。
③情報管理の整備・見直し
令和5年度に実施した情報セキュリティマネジメントPDCAサイク
ルのためのセンター職員による自己点検の分析結果を基に、セキュ
リティ対策を強化した。
④情報セキュリティ研修
全職員を対象に情報セキュリティ研修を実施した。各部署におけ
る情報セキュリティ推進体制の理解やインシデント発生時の対応等、
情報セキュリティに対する意識・知識の向上を図った。フォロー
アップを強化し、約9割の受講率を達成した。
⑤CSIRT連携訓練の実施
センターCSIRTと厚生労働省CSIRTとの連携強化を目的とした情
報セキュリティインシデント対処訓練を実施した。被害を最小化さ
せるための対策検討や、インシデント対応の流れ、関係者との連携
の模擬訓練を実施し、対応手順やエスカレーション経路を確認した。
⑥監査法人による外部監査を受審
監査法人による情報システムの第三者監査を受審した。組織的IT
統制の整備評価や、各システム(電子カルテシステム、医事会計シ
ステム、財務会計システム)のIT全般統制状況や運用状態の評価を
受け、問題が無いことを確認した。

②収入の確保
・運用病床の見直しも含めての取り組みにより、入院延べ患者数
を大きく伸ばした。
・入院・外来患者数を医師を始めとする各部署に情報提供。
病床管理委員会を開催し、稼働率、個室の利用状況、待機状況
等の院内の運用状況を共有化。
・毎月、医師、看護部、コメディカル、事務部門をメンバーとする
診療報酬適正委員会を開催。査定箇所の分析や再審査請求の検討
等を実施し、診療報酬算定請求の適正な管理を図った。
・マイナ保険証の普及や電子処方箋の導入をはじめ、政府が進める
医療DXの各取組に率先して取り組んだ。
・医業未収金の低減に向けて、督促マニュアルに基づき、電話及び
文書など定期的な案内を着実に実施。
・医業収益は前年度を上回る8,411百万円
(令和5年度7,828百万円:対前年度比+583百万円)
③一般管理費(人件費、公租公課除く)
令和6年度一般管理費 85,798千円(対前年度比 :▲15,216千円)
(令和2年度比:+19.7% )

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