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資料1‐2 令和6年度 業務実績概要説明資料 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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4.認知症予防を目指した多因子介入(J-MINT)の社会実装
5.LIFEを用いた解析と利活用推進のための取り組み











(1)

多因子介入のレスポンダーの特徴を明らかにした
費用対効果に優れる
実装科学に基づく社会実装モデルの構築
全国の多くの自治体で実践できる体制の構築を進めた






J-MINT研究の新たな知見

介護老人保健施設入所者を対象として要介護度悪化の因子を探索
介護老人保健施設入所者を対象としてADL悪化の因子を探索
LIFE利活用の研修会および研究会を開催した
LIFEを活用した介護の質向上に関するパイロット研究を実施した
LIFEを用いた状態悪化の危険因子の解析

(1)
■費用対効果分析

■多因子介入の効果が得られやすい集団

J-MINTは通常ケアと比較して、1人あ
たり認知症関連費用は¥452,826減、
QOLは0.082増

・APO E4キャリア、GFAPの高値の者
・高血圧・高血糖を有する者

評価項目1-1
担当領域の特性を踏まえた戦略的
かつ重点的な研究・開発の推進

■要介護度・日常生活動作(ADL)の予測モデル開発
LIFEデータを利用して全国約10万名の介護老人保健施設新規入所者を
対象に、機械学習を応用した予後予測モデルを構築。要介護度の悪化
に対して、入所時点の要介護度、障害者高齢者の日常生活自立度、
Barthel Index、BMIなどが寄与する可能性を示唆。
要介護4
要介護3
要介護2
要介護1
p<0.0001

Sugimoto et al. submitted

(2)

実装科学に基づく多因子介入の社会実装モデルの構築

■リアルワールドでの阻害・促進要因

(2)

■インストラクター認証制度を構築
⇒認証

■ビジネスモデルの構築(SBIR)

R6~R7 大府市・東浦町でパイロット事業(人材
育成、リクルートから効果を確認した)
⇒R7年度は熊本県菊陽町、神奈川3市町で検証

0

Takashi et al. AAIC 2024

日数

左図は、入所時点の
要介護度が低いほど、
その後の要介護度は
悪化しやすい可能性
を示している

300

LIFEの利活用促進のための取り組み

■科学的介護情報システム研修会
基礎編:福岡、北海道、宮城の3会
場に加えオンデマンド配信にて実施
(3,218名登録)
実践編:愛知、東京、大阪の3会場
に加えオンデマンド配信にて実施
(3,199名登録)

■科学的介護情報システム研究会
データ利活用、研究を促進するため
の研究会
・研究会(224名登録)
セミナー:QOL・well-being(2024年度)

・第1回セミナー(92名登録)
・第2回セミナー(83名登録)
・第3回セミナー(69名登録)

■ LIFE情報を活用した介護
LIFE情報を活用した介護介入の実施
可能性を、要介護高齢者入所施設2か
所で実施 *2025年度はクラスター
RCT(10施設)により効果検証を行う

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