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資料1‐2 令和6年度 業務実績概要説明資料 (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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5. 長寿医療支援ロボットシステムの開発普及基盤整備とその実践









(1)

介護ロボット、見守り関連計測装置の開発・検証、および社会実装を最高
水準で実施できるロボットセンターとして整備





介護ロボットとその連携システムの開発・検証・実装に活用できる室内・室外
空間を備えた生活支援実証室(リビングラボ)およびロボット実証空間を開
発・拡張、それを活用した実証を進める



空気圧の供給によりアシスト力を発生させるインナー型ソフトアシストスーツの開発

スイス連邦工科大学との国際共同研究において高齢者のライフログ取得システム
の開発・実証
リビングラボネットワークの活用により、介護テクノロジーの社会実装へ著しい貢献
(3)

リビングラボにおける生活支援ロボットの活用と実証

評価項目1-2
実用化を目指した研究・開発の
推進及び基盤整備

ソフトアシストスーツ、ライフログ技術等の社会実装を見据えた研究

室外

室内

スロープ

リビングラボ

減圧

転倒衝撃緩和システム

アシスト歩行器

通常歩行

加圧

緩和システム

ソフト・アシストスーツ

歩行器






スロープにおける歩行において、歩容への影響を調べた結果、アシスト歩行器で
は歩容に大きな変化があったが、転倒衝撃緩和システムでは大きな変化がなく、
通常の歩容にて実証できることを確認

(2)

リビングラボに隣接する“ロボット実証空間”の整備・拡張

長軸方向に収縮

空気圧供給によるインフレータブル •
アクチュエータ (IfA) の収縮力から、
膝関節の運動をアシストするソフト
アシストスーツを開発
筋活動情報に基づいてIfAに供給する
空気量をリアルタイム制御

(4)

ライフログ計測技術
両腕のリストバンドから、加速度、脈波、心
拍数、皮膚電気活動を収集。心電図パッチ、
車椅子の車輪の回転数、座席に圧力マットセ
ンサを配し、さらに夜間の心拍数、体動、睡
眠レベルを記録し、自動的に活動を分類する
ことで、ライフログとしての活用

介護ロボットの開発・実証プラットフォームの構築と相談事業の展開

• ロボット開発企業対応:現場
ニーズに即した開発コンセプト
提案、ビジネス化への助言(18
件)、プロトタイプ評価・実証、
現場環境での実証支援(4件)

→全国のリビングラボとの連携
強化、ネットワーク化
リビングラボ


ロボット実証空間

スポーツや趣味など、より多様で活動的な実証を可能とするロボット実証空間を整備

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