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資料1‐2 令和6年度 業務実績概要説明資料 (40 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》 |
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9.高齢者診療を推進する科学的アプローチに基づく知見の創出
⚫
ポ
イ
ン
ト
⚫
(1)
従来の知見を整理し、『高齢者総合機能評価に基づく診療・ケアガ
イドライン2024』を作成・発刊し、その英訳版を世界へ発信した
従来の知見を整理し、『サルコペニア・フレイルに関する栄養管理
ガイドライン2025』 『サルコペニア・フレイルの予防・改善に関
するデジタルヘルスのためのガイドライン』を発刊した
高齢者診療のためのガイドライン作成
■『高齢者総合機能評価(CGA)に基づく診療・ケアガイドライン2024』
⚫
⚫
評価項目1-3
医療の提供に関する事項
フレイルに関する生物学的知見を得るため、血液バイオマーカー
の探索を行い、GDF15をはじめとするいくつかの血液因子が抽出
された
上記バイオマーカーを用い、身体的フレイルを予測しうる式を構
築した
(2)
身体的フレイルに関連する血液バイオマーカーの探索
【対象者】 ロコモフレイル外来受診した65歳以上の高齢者
【解析方法】
1)被験者から得られた血液のマルチオミックス解析を行い、身体的フレイルに
関連する因子を17種類抽出した。
2)その後、機械学習法、ランダムフォレスト法、ブートストラップ法を用いて、
身体的フレイルをもっとも適切に予測する因子を抽出した
第1章 CGAの各要素とそのツール効果
第2章 CGAを用いた老年疾患・老年症候群の管理
第3章 医療介護現場、関係職種によるCGAの利用
■『サルコペニア・フレイルに関する栄養管理ガイドライン2025』
第1章 一次性サルコペニアならびにフレイルの治療
に対する栄養・食事介入の有用性
第2章 臓器不全や疾病に伴うサルコペニアならびに
フレイルの予防・治療に関する食事・栄養の有用性
■『サルコペニア・フレイル予防・改善に関す
るデジタルヘルスのためのガイドライン』
サルコペニア及びフレイルの予防・改善をデジ
タルテクノロジーを用いて行うためのガイドライ
ンを策定。その代表を務める。
【結果】
年齢・性別・BMIのみで構築した式
では、身体的フレイルを予測する
AUCが0.54であったのに対し、
GDF15をはじめとする血液因子を
加えるとAUCは0.91となり、良好な
予測式を構築できた
Suganuma M, et al. Gerontology. 2024;70(6):630-638
40
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従来の知見を整理し、『高齢者総合機能評価に基づく診療・ケアガ
イドライン2024』を作成・発刊し、その英訳版を世界へ発信した
従来の知見を整理し、『サルコペニア・フレイルに関する栄養管理
ガイドライン2025』 『サルコペニア・フレイルの予防・改善に関
するデジタルヘルスのためのガイドライン』を発刊した
高齢者診療のためのガイドライン作成
■『高齢者総合機能評価(CGA)に基づく診療・ケアガイドライン2024』
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評価項目1-3
医療の提供に関する事項
フレイルに関する生物学的知見を得るため、血液バイオマーカー
の探索を行い、GDF15をはじめとするいくつかの血液因子が抽出
された
上記バイオマーカーを用い、身体的フレイルを予測しうる式を構
築した
(2)
身体的フレイルに関連する血液バイオマーカーの探索
【対象者】 ロコモフレイル外来受診した65歳以上の高齢者
【解析方法】
1)被験者から得られた血液のマルチオミックス解析を行い、身体的フレイルに
関連する因子を17種類抽出した。
2)その後、機械学習法、ランダムフォレスト法、ブートストラップ法を用いて、
身体的フレイルをもっとも適切に予測する因子を抽出した
第1章 CGAの各要素とそのツール効果
第2章 CGAを用いた老年疾患・老年症候群の管理
第3章 医療介護現場、関係職種によるCGAの利用
■『サルコペニア・フレイルに関する栄養管理ガイドライン2025』
第1章 一次性サルコペニアならびにフレイルの治療
に対する栄養・食事介入の有用性
第2章 臓器不全や疾病に伴うサルコペニアならびに
フレイルの予防・治療に関する食事・栄養の有用性
■『サルコペニア・フレイル予防・改善に関す
るデジタルヘルスのためのガイドライン』
サルコペニア及びフレイルの予防・改善をデジ
タルテクノロジーを用いて行うためのガイドライ
ンを策定。その代表を務める。
【結果】
年齢・性別・BMIのみで構築した式
では、身体的フレイルを予測する
AUCが0.54であったのに対し、
GDF15をはじめとする血液因子を
加えるとAUCは0.91となり、良好な
予測式を構築できた
Suganuma M, et al. Gerontology. 2024;70(6):630-638
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