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資料1‐2 令和6年度 業務実績概要説明資料 (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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4.高齢者や認知症の人との共生社会づくりを目指す老年社会学研究









(1)

もの忘れ外来患者の初診時データとその後数年にわたる医療介護
レセプトデータを突合する検証基盤を構築(NCGG-STORIES)
新規軽度要介護認定者を長期間追跡し、健康長寿やウェルビーイ
ング向上に必要なサービス、支援方法を検証する基盤を構築(寄
り添い調査)
もの忘れ外来受診者の「その後」を追跡する基盤構築
NCGG もの忘れ外来
受診者データ
高齢者総合機能評価
(CGA)

予後情報



評価項目1-2
実用化を目指した研究・開発の
推進及び基盤整備

認知症があっても社会参加を促進し、認知症スティグマの軽減と
ウェルビーイング向上を目指す産官学民連携体制の構築と開発
(NCGG-UniCo)

(3)

認知症のある人の社会参加促進を目指す体制の構築と開発例

■認知症のある人を含む産官学民開発体制の構築

質問紙調査データ
意思決定、最後の場所希望、など

認知症専門医の診察
血液・尿
神経心理検査
脳画像検査

医療介護レセプトデータ

診断カンファレンス

データベース作成

診断

研究利用

死亡日、死因、要介護認定日、施設入
所日、医療介護費、サービス利用など

Ono R et al. J Alzheimers Dis. 2023
Sugimoto T et al. Diabetes Care. 2024
Noguchi T et al. J Epidemiol. 2024

2024年度突合整備数: N =1,495
最大13年間の追跡
受診後要介護認定まで平均期間:812.9日(標準偏差777.0日)
(2)

新規軽度要介護認定者を多面的に支援する基盤構築

■認知症にもやさしい表示やトイレ、共生型プログラム等の開発と検証

施設案内:大きな文字とイラストを追
加。遠方から見やすいコントラスト

レジ周辺:文字とピクトグラムでレジ種
類を表示(セミセルフ or 通常レジ)
柱や商品棚の掲示物:黒文字
で読みやすく,イラストを追記.
柱の4面に掲示.地図に基づき
商品名の掲示

2023,2024年調査からN=1,347名のベースラインデータ構築

@JAあぐりタウン げんきの郷

認知症施策推進基本計画: 2.認知症の人の生活におけるバリアフリー化の推進、「9.認知症施策の策定に必要な調査の実施」に貢献

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