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資料1‐2 令和6年度 業務実績概要説明資料 (33 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》 |
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2.摂食嚥下・排泄障害に対する最新医療の提供
⚫
ポ
イ
ン
ト
⚫
⚫
⚫
(1)
摂食嚥下障害の正確な評価と最新の治療法の提供
嚥下CTを用いた嚥下運動加齢変化の運動生理学的解明
食事介助技術評価指標の開発
入院患者の口腔内アセスメントと訪問歯科診療の開始
摂食嚥下障害への対応
⚫ 摂食嚥下障害の正確な評価に
は嚥下造影検査,嚥下内視鏡
検査が用いられる.摂食嚥下
障害を疑う患者に対して1年
間に嚥下造影検査223件,嚥
下内視鏡検査173件を行い客
観的評価を行った.
⚫
⚫
⚫
⚫
入院患者の残尿感と残尿量の関係
排尿ケアラウンドの実施
失禁と褥瘡の関連
高齢者の慢性便秘症の診断と治療
(2)
嚥下造影検査
嚥下内視鏡検査
⚫ 認知症など指示が十分に入ら
ない患者に対するリハビリ
テーションとして,われわれ
の開発した舌骨上筋群に対す
る磁気刺激療法を行っている.
舌骨上筋群に対する磁気刺激療法
⚫ 若年成人から80歳代までの116名について320
列面検出器型CT(320-ADCT)を用いて液体,
とろみ嚥下の動態を評価し,サルコペニア群と
非サルコペニア群の特徴を解析した.
320列面検出器型CT
⚫ 自力摂取できない摂食嚥下障害患者にとって重要である食事介助技術
はこれまで検討されていなかった.デルファイ法を用いて10項目から
構成される食事介助スキルスコア(Feeding Assistance Skill Score:
FASS)を作成した.スコアの信頼性も十分得られた.
評価項目1-3
医療の提供に関する事項
入院患者の口腔内アセスメント
⚫ 回復期リハビリテーション病棟の入院患者197
名(平均年齢81歳)に対してかかりつけ歯科
の有無と口腔アセスメント結果を評価した.
かかりつけ歯科を持つ場合は入院時の現在歯
数と機能歯数、FILS,MNA-SF,MMSE,
OHAT-Jが有意に良好であり,かかりつけ歯科
の重要性が明らかとなった.
⚫ 訪問歯科診療を開始し,1年間に124件の診療
を行った.
(3)
なし
なし あり
あり
かかりつけ歯科
排泄障害に対する介入
⚫ 回復期リハビリテーション病棟の入院患
者282名(平均年齢78歳)に対して残尿
感とエコーを用いた残尿量の関係を評価
した.その結果,残尿感から残尿の有無
は推測できないことが明らかとなった.
⚫ 排尿障害への対応,留置カテーテルの抜
去を目的とした排尿ケアラウンドは1年
間で532名の患者に行った.
⚫ 77例の褥瘡回診の結果から,全例に炎症
性の皮膚病変を認めなかった.
⚫ 便通の訴えができない認知症患者145名
にエコーを用いた直腸の便貯留の評価を
478回の介入を行った.エコーはCT所見
との一致率も高く便秘の診断に非常に有
用な方法であった.
残尿感と残量量
エコーで描出した直腸便 33
⚫
ポ
イ
ン
ト
⚫
⚫
⚫
(1)
摂食嚥下障害の正確な評価と最新の治療法の提供
嚥下CTを用いた嚥下運動加齢変化の運動生理学的解明
食事介助技術評価指標の開発
入院患者の口腔内アセスメントと訪問歯科診療の開始
摂食嚥下障害への対応
⚫ 摂食嚥下障害の正確な評価に
は嚥下造影検査,嚥下内視鏡
検査が用いられる.摂食嚥下
障害を疑う患者に対して1年
間に嚥下造影検査223件,嚥
下内視鏡検査173件を行い客
観的評価を行った.
⚫
⚫
⚫
⚫
入院患者の残尿感と残尿量の関係
排尿ケアラウンドの実施
失禁と褥瘡の関連
高齢者の慢性便秘症の診断と治療
(2)
嚥下造影検査
嚥下内視鏡検査
⚫ 認知症など指示が十分に入ら
ない患者に対するリハビリ
テーションとして,われわれ
の開発した舌骨上筋群に対す
る磁気刺激療法を行っている.
舌骨上筋群に対する磁気刺激療法
⚫ 若年成人から80歳代までの116名について320
列面検出器型CT(320-ADCT)を用いて液体,
とろみ嚥下の動態を評価し,サルコペニア群と
非サルコペニア群の特徴を解析した.
320列面検出器型CT
⚫ 自力摂取できない摂食嚥下障害患者にとって重要である食事介助技術
はこれまで検討されていなかった.デルファイ法を用いて10項目から
構成される食事介助スキルスコア(Feeding Assistance Skill Score:
FASS)を作成した.スコアの信頼性も十分得られた.
評価項目1-3
医療の提供に関する事項
入院患者の口腔内アセスメント
⚫ 回復期リハビリテーション病棟の入院患者197
名(平均年齢81歳)に対してかかりつけ歯科
の有無と口腔アセスメント結果を評価した.
かかりつけ歯科を持つ場合は入院時の現在歯
数と機能歯数、FILS,MNA-SF,MMSE,
OHAT-Jが有意に良好であり,かかりつけ歯科
の重要性が明らかとなった.
⚫ 訪問歯科診療を開始し,1年間に124件の診療
を行った.
(3)
なし
なし あり
あり
かかりつけ歯科
排泄障害に対する介入
⚫ 回復期リハビリテーション病棟の入院患
者282名(平均年齢78歳)に対して残尿
感とエコーを用いた残尿量の関係を評価
した.その結果,残尿感から残尿の有無
は推測できないことが明らかとなった.
⚫ 排尿障害への対応,留置カテーテルの抜
去を目的とした排尿ケアラウンドは1年
間で532名の患者に行った.
⚫ 77例の褥瘡回診の結果から,全例に炎症
性の皮膚病変を認めなかった.
⚫ 便通の訴えができない認知症患者145名
にエコーを用いた直腸の便貯留の評価を
478回の介入を行った.エコーはCT所見
との一致率も高く便秘の診断に非常に有
用な方法であった.
残尿感と残量量
エコーで描出した直腸便 33