よむ、つかう、まなぶ。
令和6年度 医療用医薬品の販売情報提供活動調査事業報告書 (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.jshp.or.jp/content/2025/0725-1.html |
出典情報 | 令和6年度販売情報提供活動調査事業報告書について(7/25付 事務連絡)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
②エビデンスのない説明を行った事例
②-1 エビデンスなく、有効性に関する説明を行った事例
◆医薬品の種類:
中枢神経系用薬
◆問題のあった情報提供活動・資材:
企業担当者による説明(オンライングループ面談(院内))
◆ポイント:
長期投与の有効性に関するデータが公開されていない状況下で、予想で有効性を説明し
た。
◆内容:
本剤に関する企業ヒアリングにおいて、担当 MR が、主要評価項目である投与 18 か月
後における評価指標のベースラインからの変化量を示す結果の図を用いて、
「本剤を 18 か
月投与することでプラセボと比較して***の進行を 6 か月遅らせることができます。18 か
月以降も投与を継続することで、この差(6 か月間)がさらに開くものと予想されます」
と説明した。
現在、本剤の長期投与試験を行っているようだが、その中間解析などの結果は公表され
ていない状況下で、エビデンスを示すこともなく、予想で有効性を言及した不適切な情報
提供である。
32
②-1 エビデンスなく、有効性に関する説明を行った事例
◆医薬品の種類:
中枢神経系用薬
◆問題のあった情報提供活動・資材:
企業担当者による説明(オンライングループ面談(院内))
◆ポイント:
長期投与の有効性に関するデータが公開されていない状況下で、予想で有効性を説明し
た。
◆内容:
本剤に関する企業ヒアリングにおいて、担当 MR が、主要評価項目である投与 18 か月
後における評価指標のベースラインからの変化量を示す結果の図を用いて、
「本剤を 18 か
月投与することでプラセボと比較して***の進行を 6 か月遅らせることができます。18 か
月以降も投与を継続することで、この差(6 か月間)がさらに開くものと予想されます」
と説明した。
現在、本剤の長期投与試験を行っているようだが、その中間解析などの結果は公表され
ていない状況下で、エビデンスを示すこともなく、予想で有効性を言及した不適切な情報
提供である。
32