規制改革実施計画 （令和７年６月13日 閣議決定）（主な医療関係箇所抜粋）㉔
Ⅱ 実施事項 ３．投資大国
（１）健康・医療・介護
No.

2

事項名

規制改革の内容

実施時期

a：（前段）令和７年
・システムの全体構成について、連結分析可能化が進む公的ＤＢ等も含めた 度上期検討着手、令
今後の更なる利活用に向けては、民間事業者等の様々な主体が保有するデー 和７年末目途に中間
タベース（患者等本人の健康に影響を与える要因に関するデータ（例えば、 的に取りまとめ、令
所得、就労、介護、家族情報、公費負担医療、福祉等）を格納するデータ 和８年夏結論、（中
ベースを含む。）等との連結解析が有益であることから、具体的なニーズ及 段）：前段の結論を
び重要性を踏まえ、正確で効率的なデータ連結を可能とする仕組みや、クラ 踏まえ、必要に応じ
ウド環境（クラウド型の情報連携基盤を活用したVisiting解析環境を含む。 て令和９年通常国会
以 下同じ 。） の整備 、Ａ ＰＩ（ Application Programming Interfaceの略 への法案提出を目指
称。他システムの情報や機能等を利用することで、アプリケーションの開発 すことを含め、速や
やデータの共有・利活用を容易にするための仕組みをいう。）の利用なども かに法令上の措置、
医療等データの包括的かつ横断的な利
含めたシステム構築の検討が必要であること。
（後段）：令和８年
活用法制等の整備
・医療等データの利用・提供を行うに当たっては、それだけで本人の特定が 夏結論、結論を得次
可能となる氏名等の情報を削除するなど、情報の加工基準等を定めたガイド 第速やかに措置
ラインの整備を検討する必要があること。
b:引き続き検討を進
・クラウド環境での利用を基本とし、差別など本人の不利益となるような不 め、結論を得次第速
適切利用を防止するため、ログの活用等により利用者のデータの利用状況の やかに措置
監視・監督を行うこと。また、利用する医療等データの記憶媒体を介した提 c,d:令和７年度上期
供を可能とするかどうかについては、その必要性や要件を検討し、明確化す 検討着手、令和７年
ること。照合禁止やデータ消去、安全管理措置、不正利用の際の罰則等を求 末目途に中間的に取
めることに加え、利用者に対する措置要求の義務や、利用者に対する従業者 りまとめ、令和８年
の監督の義務、罰則等を上乗せで設けることを検討する必要があること。
夏結論、結論を得次
第速やかに措置

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