資料2 脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会報告書 (45 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19809.html |
出典情報 | 「脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会」の報告書を公表します(7/16)《厚生労働省》 |
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労働日数
頸動脈内膜中膜厚
労働時間
前向きコホート研究
なし
Krause N ら
(2009)
調査時 10 年以上前からの
ばく露年数
脳卒中
労働時間
後ろ向きコホート研
究
あり
Fadel M ら
(2019)
7~14 か月(震災から健
康診断実施時までの期間)
心疾患
交替・深夜
精神的緊張
後ろ向き研究
あり
Azuma T ら
(2010)
12 か月(発症前 12 か月の
ライフイベントを調査)
心筋梗塞
精神的緊張
症例対照研究
あり
1年間
急性心筋梗塞
精神的緊張
症例対照研究
あり
1.5 年で4回にわたって通
常の労働時間を聞き取り
脳血管疾患の発症(入院
又は死亡)
労働時間
コホート研究
あり
18 か月の追跡調査時に測
定
初期アテローム性動脈硬
化症
精神的緊張
コホート研究
男性あり
Nordstrom CK ら
(2001)
過去2年間の毎日の睡眠時
間(昼寝含まない)
心血管疾患、脳血管疾
患、糖尿病、がん
睡眠時間
コホート研究
女性あり
Cai H ら(2015)
発症2~3年前
脳卒中
労働時間
症例対照研究
なし
巴山玉蓮ら
(2005)
2~4年間
心血管疾患、うつ症状
精神的緊張
コホート研究
なし
Kivimäki M ら
(2003)
平均4年間
(観察期間中3回の調査)
冠動脈性心疾患(CHD)
の再発
精神的緊張
前向きコホート研究
あり
Aboa-Éboulé C
ら(2011)
平均 5.3 年間フォローアッ
プ(2回測定)
冠動脈性心疾患
精神的緊張
コホート研究
あり
Bosma H ら
(1997)
9年間(観察開始・終了時
の勤務形態により分析)
脳血管疾患、虚血性心疾
患
交替・深夜
コホート研究
あり
大久保靖司ら
(2002)
過去 10 年間の通常の睡眠
時間
ベースライン時と 10 年目
フォローアップ時の労働時
間の平均
心血管疾患及びがんによ
る死亡
睡眠時間
コホート研究
急性心筋梗塞、脳梗塞
労働時間
前向きコホート研究
心筋梗塞
あり
Hayashi R ら
(2019)
10 年間
心血管疾患(狭心症、冠
動脈性心疾患、うっ血性
心不全、心臓発作、高血
圧)
労働時間
後ろ向きコホート研
究
あり
Conway SH ら
(2016)
10 年間の騒音ばく露レベ
ル
心筋梗塞
騒音
症例対照研究
男性あり
Kersten N &
Backé E(2015)
10 年以上のばく露等
心筋梗塞(MI)
騒音
症例対照研究
男性あり
Babisch W ら
(2005)
10 年間(ベースライン時
と8年後に測定)
死亡(致死的冠動脈心疾
患)
精神的緊張
コホート研究
あり
Eng PM ら(2002)
11 年間(ベースライン、
4年目、11 年目に調査)
頸動脈アテローム性動脈
硬化症
身体的負荷
コホート研究
あり
Krause N ら
(2007)
21 年間(ベースライン時
と5年後に測定)
心血管疾患(CVD)、冠
動脈性心疾患(CHD)
精神的緊張
コホート研究
あり(一部は
Macleod J ら
(2002)
26 年間の居住地における
騒音
心臓疾患
騒音
コホート研究
あり
(傾向あり)
(リスク低下)
あり
リスク低下)
Möller J ら
(2005)
Rosengren A ら
(2004)
Hannerz H ら
(2018)
Xiao Q ら(2014)
Hart JE ら
(2014)
表4-4 症例報告における負荷の調査(報告対象)期間
報告対象期
間(発症前)
疾病、属性、発症状況
時間、従事作業等
著者
前日~当日、
7か月
51 歳男性、内航貨物船の機関長、
船内でのくも膜下出血による死亡
通常の業務内容、発症前日から当日の作業内容、航海スケ
ジュールの不規則性、7か月連続乗船勤務による疲労の蓄
積、精神的負荷を報告
坂村修・上畑鉄之
丞(2001)
直前の作業、
1か月
女性、看護師、患者を車いすから移
す作業直後にくも膜下出血を発症
平均的な夜間勤務、深夜勤務の回数、発症月の業務増を
報告
日山亨ら(2008)
1か月
51 歳男性、頸動脈解離を発症
発症約1か月前からの業務内容(業務によるストレス)、夜
間勤務、時間外勤務の状況を報告
Aoyama Y ら
(2014)
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