毎月勤労統計調査9によると、平成５年から令和２年までの年間総労働時間の
推移は、図２－12 のとおりである。
総実労働時間数及び所定内労働時間数はともに年々減少傾向にあり、平成５
年と令和２年を比較すると、総実労働時間数は 84.4％、所定内労働時間数は
83.6％になっている。
所定外労働時間は、年 110 時間台から年 130 時間台で推移し、平成 25 年以降
は年 130 時間前後となっていたが、令和２年は大きく減少し、平成５年以降で最
も短くなっている。
（時間）
2,000

（時間）
260

1,920

1,900

1,910

1,910

1,891

240

総実労働時間

1,919

1,840 1,836
1,828
（左目盛）
1,871
1,802 1,808
220
1,795
1,853
1,825
1,765
1,816 1,811
1,768
1,741
1,792
1,798 1,796
1,726 1,723
1,733 1,747
1,724
200
1,708
1,706
1,746
1,756
1,754
1,678 1,676
1,735
1,734 1,720
1,711
180
1,627
1,692 1,682
1,622
1,619
1,669 1,621
1,602
1,663
所定内労働時間
1,589
1,640
1,634
160
1,609
（左目盛）
1,542
1,595
1,577

1,806

1,800

1,700

1,600

1,500

1,400

1,511
123 123
114 112 115

115 114

118

113 114

1,300

120

124 124

129

132

129
120 120

125 127

111

132 132

129 131 129 127

140
120

110

所定外労働時間

100
80

（右目盛)

1,200

（平成）

5

（注）１

6

7

8

（令和）

60

9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 元 2
（年）

総実労働時間及び所定内労働時間の年換算数値については、各月間平均値を 12 倍し、小

数点第１位を四捨五入したもの。所定外労働時間数については、総実労働時間の年換算値か
ら所定内労働時間数の年換算値を引いて算出。
２

平成 16 年から平成 23 年の数値は、抽出調査を行う場合に必要な復元をした調査結果が存
在しないため、時系列比較のための推計値を求め、作成した。

図２－12 年間総労働時間の推移（パートタイム労働者を含む）
（厚生労働省「毎月勤労統計調査」
）
9

厚生労働省. 毎月勤労統計調査.

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?page=1&toukei=

00450071&tstat=000001011791
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