資料2 脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会報告書 (143 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19809.html |
出典情報 | 「脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会」の報告書を公表します(7/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
Floら(2014)(縦断 N = 1,224
恒久的なスケジュール 指定なし
的)
女性90.3%
と2交替と3交替のロー
33.6歳
テーション
Rr. = フォロー QRの年間数(<11.0 h)
アップ38.1%
及び80.9%
Geiger-Brown、 N = 2,246
固定、ローテーション、 指定なし
Trinkoff、及び
女性95.0%
又は長いシフト
Rogers(2011)
45.0歳
QR(<10.0 h)月に1回
Rr. = 62.0% 以上
Kandolin及び
N = 640
3交替制勤務
9.0 h
Huida(1996)研究I 全員女性
Rr. =74.0%
Tuckerら(2000) N = 61
速やかなローテーショ
―
男性98.0%
ン8.0時間制
指定なし
指定なし 交替勤務障害
眠気
疲労
不安とうつ病
QRの年間数は、将来の交替勤務障害と病理学的疲労を予測したが、眠
気、不安、又はうつ病ではない。QRの低下は病理学的疲労のリスクを低下
させた。
指定なし
指定なし 睡眠不足
浅い眠り
不十分で落ち着きのない睡眠を報告する可能性の増加に関連するQR
Tuckerら(2010)
指定なし 指定なし
―
―
8.0 h
8.0 h
N = 336
女性50.0%
28.7歳
Rr. = 46.0%
Tuckerら(2015) N = 799
男性53.5%
42.9歳
Rr. = 53.1%
介入研究:
N = 75
Hakola、
女性95%
Paukkonen、及び 46.0歳
Pohjonen(2010)
さまざまなシフトスケジ 指定なし
ュールの若手医師(過
去7日間の10.0時間の
QR)
さまざまなシフトスケジ 指定なし
ュールの医師(QRの
頻度)
後ろから前への2/3交
替ローテーションの変
更
9.0 h
―
―
Kandolin及び
N = 58
Huida(1996)研究 全員女性
II
39.2歳a
2つの並行介入:QRの
減少とシフト計画への
個人的な関与の増加
9.0 h
―
―
指定なし 指定なし
疲労度
早朝勤務の助産師の28%が疲れを経験したが、これは主にQRが原因であ
ることが示唆された。
睡眠
シフト覚醒
心身の健康
社会及び家庭の混乱
睡眠時間疲労感
QRはリカバリーの夜の睡眠時間を増やした。QRは、シフト中の注意力のわ
ずかな低下に関連していた。QRと心身の健康、又は社会的及び家庭的混
乱との関連はない。
睡眠
ストレス
QRはストレスと短い睡眠と正の関連があった。作業時間の管理はQRの影
響を緩和しなかった。
睡眠
覚醒
一般的な健康
余暇活動
作業能力
精神的な緊張とストレス
疲労度
社会的環境及び上司
や同僚からのサポート
睡眠と覚醒
疲労
QRの削減により、睡眠時間が6.5時間aから7.0時間aに増加し、睡眠と覚醒、
一般的な健康、社会的及び職場の両方の幸福、及び余暇活動が改善され
た。QRの低下は、病気又は病欠の発生を減少させず、とりわけ社会生活や
家族生活に影響を与えることはなかった。
QRは待機勤務後に発生する可能性が高く、これらのシフト後に短い睡眠時
間が報告された。睡眠が制限されると、リカバリーが不十分になるリスクが高
まり、翌日の疲労が増す。
QR(及びより多くの自己勤務名簿)の軽減は、疲労、精神的緊張、及びスト
レスを減らし、職場の心理社会的環境を改善した。しかし、68%は、就業週
間に生成される自由時間が長いため、以前の(QRあり)スケジュールに戻し
たいと考えていた。
8時間制のQRは、睡眠の問題と疲労を増加させた。8時間制のQRは、12時
間制が労働時間、睡眠、社会活動時間の満足度に関して優れていると思わ
れる理由の実質的な説明要因として示唆された。
Lowdenら(1998) N = 34
ローテーションの3シフ
8.0 h
8.0 h
―
男性82.6%a ト(QRありの8時間制)
38.1歳a
から2交替(12時間制)
Rr. = 85.0% への変更
勤務時間分析研 N =120
3交替制
8.0 h
―
8.0 h
労働時間、余暇時間、 遅番の50%の後、早朝勤務へのQRのために、夜の睡眠は約6.5時間に制
究:Knauthら
睡眠時間に関する勤務 限された。持続的な疲労の報告は、QRが原因で発生すると考えられてい
(1983)
時間分析日誌
た。
Kurumataniら
N = 182
3交替制
―
―
7.5 h
睡眠時間、勤務時間な D〜N間のQRにより、睡眠時間が2.4時間に短縮された。総睡眠時間と2つ
(1994)
全員女性
どを含む勤務時間分析 の連続するシフト間で強い正の相関が観察され、7時間超の睡眠を可能に
28.8歳
日誌
するためにシフト間の16時間超が必要であることを示した。
Rr. = 80.8%
注:QR:クイックリターン(2 シフト間で 11 時間以内)。E-M/D、N-E、及び M/D-N は、それぞれ夕方勤務から早朝勤務/日勤、夜勤から夕方勤務及び早朝勤務/日勤から夜勤までのクイックリ
ターンを指す。Rr は回答率の短縮形である。
a 元の調査における一定の品質の加重平均は、2 つ以上のサブグループから報告された。
133