資料2 脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会報告書 (163 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19809.html |
出典情報 | 「脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会」の報告書を公表します(7/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
調査期間
(発症前)
負荷要因
1
炭坑内での労
働(特に高温環
境下での作業)
心理的ストレス
2
等尺性運動
等張性運動
高温作業環境
(25℃以上)
観察期間
-
発症の直
前の作業 環境
疾病
調査対象
調査方法
虚血性心疾患(IHD)
ウクライナのドンバス炭鉱の労働者
6,500人を対象
急性心臓事象
1998~2009年に報告されたポーラン
ドの航海船における急性心臓事象30
例
記述疫学研究
(30例のうち22例は心筋梗塞で、その
他は急性虚血性心疾患、心筋炎等)
横断研究
調整因子
結果
有意性
著者名
-
IHDの有病率は年齢とともに増加し、勤務年数(地下での作
業時間の長さ)と有病率との間に関連が認められた。心臓性
突然死の56%は作業中又は労働者の帰宅中に発生し、
虚血性心疾患あ
Cherkesov VV
63%は高温環境下での過酷な肉体労働に関連していた。さ り
らに心臓性突然死の80%は、以前より心理的ストレスを経験
していた。
-
喫煙、肥満、高血圧、炭水化物代謝疾患(糖尿病等)等事象
リスクを高める要因を有する死亡者が多かった。上記要因に
加えて、事象1-4時間前に、等尺性又は等張性の運動(作
業)に従事することが心突然事象と有意に関連していた。
…再掲の文献。
153
タイトル
The prevalence of ischemic
heart disease and the
characteristics of sudden
cardiac death in miners of the
Donets Basin coal mines
書誌情報
Lik Sprava.
2000; 3-4: 8690
Sudden cardiac event on a
Int Marit
Wójcik-Stasiak
sea-going ship and recognition Health. 2011;
M, et al
of a work-related accident
62: 110-115