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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (619 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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19. インターンシップによる薬剤師確保
調査対象

取組種別

薬 局 名:(薬局C)
所 在 地:岩手県
営業形態:薬局と店舗販売業の併設
処方箋数:1626 枚(令和 3 年 9 月)
薬剤師数:常勤 3 人 非常勤 2 人
※同一経営主体による薬局店舗数:4 施設
・薬学生の学業継続を支援するための取組
・薬学生に病院や薬局に就職してもらうための取組

取組みのポイント
○約 10 年間インターンシップを続けており、6 人の入社が実現

問題意識
○東北の沿岸地域は薬局・病院とも薬剤師不足
東北の沿岸地域は、薬局・病院とも薬剤師が不足している。国公立病院では確保できてい
ると聞いているが、中小病院は薬剤師確保が厳しい状況であると考えている。小規模地域薬
局においても人材確保が困難な状況で、特に東北北 3 県の沿岸地域は顕著な傾向にある。

インターンシップの実施
取組内容
○薬局の理念に共感してもらうためインターンシップを実施
患者本位・生活者本位の地域に根差したかかりつけ薬局実現という理念に共感し、ともに
試行錯誤してくれる人材を採用することを主な目的として、仕事現場をみてもらい、対話を
通して薬剤師の任務の本質を学ぶことができるカスタマイズ型インターンシップが重要と考
えて取り組み始めた。
<学生の募集方法>
学生の募集方法として、自社ウェブサイトに掲載する他、大学(岩手医科大学薬学部)と
薬剤師会に採用募集要項を提出している。大学については、大学主催企業研究セミナーの非
常勤講師に当法人の代表が平成 23 年度から就任したことをきっかけとして、インターンシッ
プを紹介している。薬剤師会については、旧知の薬剤師との連携で、在宅医療や多職種連携
に興味のある学生の紹介依頼も行っている。

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