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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (59 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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薬局において、薬剤師不足により生じていると考えている弊害として、「在宅対応に支
障がある」が 54.3%と最も高く、次いで「薬剤師の時間外勤務が増えている」が 52.4%、
「地域での多職種連携に支障がある」が 35.9%であった。二次医療圏の人口規模ごとに見
ると、人口規模の大小に比例するという傾向は見られなかったものの、「地域での多職種
連携に支障がある」については、人口 10 万人未満と人口 50 万人以上の間で 10 ポイント
以上の差があった。
在宅対応や多職種連携など、地域包括ケアシステムの進展の中で薬局が積極的に取り組
んでいくべき業務に十分に取り組むことができていない状況がうかがえる。また、既存の
業務においても、時間外勤務によって薬剤師への負担がかかっている状況がうかがえる。
図表 66

薬剤師不足により生じている弊害(問 2-12)
【複数回答】
<薬局>

全体 n=359

0%

50%

薬剤師の時間外勤務が増えて
いる
薬剤師の休日勤務日数が増
えている

50%

18.4
8.6

7.0

50%

100%

22.0

23.1

21.1

7.7

5.0

5.3

5.1

無回答

1.7

3.9

2.6

- 56 -

17.9
24.2
25.3

10.1
41.0

48.4
17.9
5.3

33.9
6.4
5.5
0.0

100%
56.8

23.9

15.4

特にない

50%

51.4

17.9

43.4

0%

25.7

64.1

3.9

二次医療圏人口50万人以上
n=95

56.9

24.4

11.8

6.6

0%

20.5

56.6

35.9

100%

二次医療圏人口20万人以上
50万人未満 n=109

44.9

30.3

54.3

地域での多職種連携(薬薬連
携含む)に支障がある

50%

22.4

26.2

在宅対応に支障がある

0%

26.3

22.6

健康サポート機能に支障があ


100%

二次医療圏人口10万人以上
20万人未満 n=78

47.4

21.4

24時間対応に支障がある

その他

0%

52.4

服薬情報の一元・継続把握とそれに基づ
く薬学的管・指導に支障がある

高度薬学管理に支障がある

100%

二次医療圏人口10万人未満
n=76

28.4
7.4
4.2
1.1