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参考資料3 薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書(令和3年度厚生労働省医薬・生活衛生局総務課委託事業) (112 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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他職種における地域偏在対策・人材確保策
医師、看護職員、介護職員を対象として、厚生労働省医政局、老健局が行った地域偏在
対策、人材確保策を整理した。医師では地域・診療科偏在対策が行われ、看護職員では定
着促進・離職防止、復職支援、介護職員では入職者を増やす取組、就業促進、定着促進・
離職防止が行われていた。
主要課題が地域・診療科偏在対策である医師と、今後人材不足が増大する見込みの看護
職員、介護職員とでは対応策に明確な違いがみられた。看護職員、介護職員では全国的な
人材不足状況と考えられ、看護分野、介護分野での勤務者全体の増加を図っていると考え
られる。

1)医師の人材確保策
○ 医師養成課程を通じた医師偏在対策
医師養成課程を通じた医師偏在対策として、大学医学部において地域枠を設定する取組
がされている。地域枠は、大学が特定の地域や診療科で診療を行うことを条件とした選抜
枠を設け、都道府県が学生に対して奨学金を貸与する仕組みで、都道府県の指定する区域
で一定の年限従事することにより返還免除されるものである。
図表 128 医師養成課程を通じた医師偏在対策

出典:第 37 回医師需給分科会

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資料 1