検-3-2令和6年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和7年度調査)の報告案について(医療DXの実施状況調査) (71 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66179.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第75回 11/21)《厚生労働省》 |
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6.患者調査(郵送調査・インターネット調査)
【調査対象等】
〇調査票 患者票
調査対象:郵送調査は保険薬局調査、病院・医科診療所調査、歯科診療所調査の各対象
施設での調査日に受診、あるいは来局した外来患者を調査対象とした。1 施
設につき 2 人を本調査の対象とした。インターネット調査は過去半年間に保
険薬局、病院・医科診療所、歯科診療所を来院、あるいは来局した患者を調
査対象とした。男女別、年齢階級別に対象者数を確定した。
回 答 数:3,906 人(郵送調査)、5,000 人(インターネット調査)
回 答 者:患者本人もしくは家族
※
掲載している図表について、「全体の回答数」は本設問に回答したすべての人数を示している。ただし、クロス
集計に使用している設問に未回答の場合、その人数はクロス集計の対象外となる。そのため、「全体の回答数」
とクロス集計軸の合計数は一致しない場合がある。
※ 単純集計・クロス集計の各図に記載された「回答数(件)」の数値は実際の全回答者数、同じ列のそれ以外の項
目の数値は全回答者数に対する設問の選択肢の回答者の割合(%)をそれぞれ示し、オレンジのバーは回答者の
割合の大きさを視覚的に表している。
なお、本調査事業では、患者調査については郵送調査とインターネット調査の 2 種類を
実施している。それぞれ以下の点について特徴や違いがあり、結果の解釈には留意が必要
である。
<調査方法・調査対象の違いと回答結果の特徴>
・ 郵送調査は、病院・医科診療所調査、歯科診療所調査の対象施設の調査日に外来
受診した患者、並びに、保険薬局調査の対象施設の調査日に来局した患者を調査
対象としている。性別や年齢階級での割り付けは行っていない。最大で合計
16,000 人を対象とし、3,906 人(男性:女性=4:6 程度)の回答を得た。
・ 一方、インターネット調査は、直近半年間で、病院・医科診療所、歯科診療所を
受診した患者、並びに、保険薬局に処方箋を持って来局した患者を調査対象とし
ている。性・年代ごとに等分(150 人ずつ)とし、地域別の割合を人口推計(総
務省「人口推計(2024 年(令和 6 年)10 月 1 日現在」)に比例配分する形とし
た。5,000 人の回答が得られるまで調査を行い、年代別の男女構成比は男性:女
性=1:1、郵送調査と比較すると 20 歳未満の割合が多かった。
・ 上記のように、郵送調査とインターネット調査では回答者の性別・年代特性に違
いがあるため、単純な比較はできないため留意が必要である。
・ また、郵送調査とインターネット調査で回答に大きな違いがあったのは下記の点
である。
- マイナ保険証による保険医療機関等の受診の認知度について、郵送調査で
は 93.7%であるが、インターネット調査では 88.6%とインターネット調査
のほうが認知度が低かった。
- 診療情報等の提供に同意しなかった理由として、「マイナンバーカードを
読み取る機器への入力が面倒なため」が郵送調査では 15.6%であるが、イ
ンターネット調査では 27.3%である等、同意しなかった理由の傾向が異な
っていた。
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