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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00275.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会(令和7年度第5回 6/26)《厚生労働省》 |
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入院前からの支援を行った場合の評価の新設
➢ 入院を予定している患者が入院生活や入院後にどのような治療過程を経るのかをイメージし、
安心して入院医療を受けられるよう、入院中に行われる治療の説明、入院生活に関するオリエン
テーション、服薬中の薬の確認、褥瘡・栄養スクリーニング等を、入院前の外来において実施し、
支援を行った場合の評価を新設する。
入院前からの支援を行った場合の評価の新設
(新)
入院時支援加算
200点(退院時1回)
[算定対象]
[算定要件]
① 自宅等(他の保険医療機関から転院する患者
入院の予定が決まった患者に対し、入院中の治療や入
以外)から入院する予定入院患者であること。
院生活に係る計画に備え、①入院前に以下の1)から8)
② 入退院支援加算を算定する患者であること。
を行い、②入院中の看護や栄養管理等に係る療養支援
の計画を立て、③患者及び入院予定先の病棟職員と共有
すること。 患者の病態等により1)から8)について全て実
[施設基準]
① 入退院支援加算1、2又は3の施設基準で求め 施できない場合は、実施した内容の範囲で療養支援計画
る人員に加え、十分な経験を有する
を立てても差し支えないが、この場合であっても、1)、2)
≪許可病床数200床以上≫
及び8)は必ず実施しなければならない。
1) 身体的・社会的・精神的背景を含めた患者情報の把握
・ 専従の看護師が1名以上 又は
(※)
・ 専任の看護師及び専任の社会福祉士が1名以上 2) 入院前に利用していた介護サービス・福祉サービスの把握
3) 褥瘡に関する危険因子の評価 / 4) 栄養状態の評価
≪許可病床数200床未満≫
5) 服薬中の薬剤の確認 / 6) 退院困難な要因の有無の評価
・ 専任の看護師が1名以上
7) 入院中に行われる治療・検査の説明
が配置されていること。
8) 入院生活の説明
② 地域連携を行うにつき十分な体制が整備されて (※)要介護・要支援状態の場合のみ実施
いること。
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