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公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00275.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会(令和7年度第5回 6/26)《厚生労働省》
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病棟毎の入退棟先・退院困難な要因の特徴(まとめ)
<急性期>
• 緊急入院割合が6~7割を占める。
• 急性期入院料においては、自宅から入棟し、自宅へ退棟する割合が高い。
• 入退院支援加算を算定した患者の「退院困難な要因」として「緊急入院であること」が最も多い。
<地域包括医療病棟>
• 地域包括医療病棟への入棟では、自宅から入棟する割合が高い。
• 退棟先は、自宅へ退棟する割合が最も高いが、転院や介護施設等への入所等、多様な退棟先がある。
• 入退院支援加算を算定した患者の「退院困難な要因」として「緊急入院であること」 とともに、「入院前に比
べADLが低下し、退院後の生活様式の再編が必要であること(必要と推測されること)」が多い。
<地域包括ケア病棟>
• 地域包括ケア病棟への入棟では、自宅からの入院が最も多く、自院からの転棟、他院からの入院も多い。
• 退棟先は、自宅の割合が最も高い一方、介護施設等や他院の割合が合わせて約3割となっていた。
• 入退院支援加算を算定した患者の「退院困難な要因」として「緊急入院であること」 とともに、「入院前に比
べADLが低下し、退院後の生活様式の再編が必要であること(必要と推測されること)」が多い。
<回復期リハビリテーション病棟>
• 回復期リハビリテーション病棟では、入棟先として最も多いのは他院の一般病床であり、退棟先は自宅、介護
施設等、他院となっていた。
<療養病棟>
• 療養病棟では、入棟元として最も多いのは他院からであり6割を占めていた。
• 退棟先として、自宅は2割を切っており、介護施設等、他院、また死亡退院が約6割となっていた。
• 入退院支援加算を届け出ていない理由として、「退院支援が必要な患者が少ないため」が最も多い。

入退院支援において実施されている支援は、入院料及び患者像によって異なる可能性がある。

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