よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


入ー1 (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00275.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会(令和7年度第5回 6/26)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

働き方・タスクシフト/シェアに係る現状と課題
(看護職員・看護補助者の確保の動向について)
・看護職員就業者数は増加を続け、2020年(令和2年)には173.4万人となり、年代では40歳以上の就業看護職員数
が増加している。看護職員の就業場所は拡大しており、病院に就業する看護職員数は近年、微増となっている。
・新規の看護師資格取得者や、看護師学校養成所(3年課程・大学を含む)の入学者数・卒業者数は減少に転じている。
・看護補助者の数は減少し続けており、看護補助者の正規雇用の割合は低下している。許可病床 100 床あたりの看護
補助者数も全体的に減少傾向にある。
(病院等に勤務する看護職員の勤務状況)
・看護職員の病棟の看護職員の勤務状況について、「残業時間が長くなった」29.7%、「1人あたり夜勤の回数が増え
た」28.1%、「夜勤シフトが組みにくくなった」34.3%と悪化傾向にある病棟の割合が高い。
(病棟における業務の効率化等の取組)
・看護業務におけるICT活用については一部で音声入力等の活用が進められている。
・看護職員の業務負担軽減の効果として、看護補助者や他職種との業務分担、看護補助者の配置時間の工夫等に効果が
ある。
・看護補助者の定着に向けて、研修の実施、ラダーの活用、看護補助業務の細分化等の取組が進められている。
(病棟におけるタスクシフト/シェア等の取組)
・医師から看護師へのタスクシフト/シェアが進んでおり、特定行為研修修了者も病床規模に関わらず配置されている。
・医師から看護師へのタスクシフト/シェアとして行われている内容として、「注射、採血、静脈路の確保」が74.7%
と最も多く、次いで「事前に取り決めたプロトコールに基づく薬剤の投与、採血・検査の実施」43.3%、「カテーテ
ルの留置、抜去等の各種行為」34.5%、「特定行為の実施」18.0%であった。

【課題】
○ 上記の現状について、どのように評価するか。
○ 上記の現状を踏まえて、さらに検討を進めるべき事項についてどのように考えるか。
55