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参考資料4-2 障害福祉現場における生産性向上の基本的な考え方-当事者視点に立ったケアの充実のために- (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72830.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第155回 4/24)《厚生労働省》
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2.なぜ生産性向上が必要なのか―Why




なぜ、障害福祉で生産性向上が必要なのでしょうか。本書では、障害福祉におい
て生産性向上に取り組む理由を「各法人・事業所がそれぞれの『あるべき姿』を実
現し、全国の障害福祉現場で当事者視点に立った『ケアの充実』を実現するため」
としています。
「ケアの充実」は、障害福祉が大切にしてきた「障害者の自立と社会参加」、
「地域共生社会」といった考え方にもつながっています。

2.1.現状と課題
障害福祉では、利用者の年齢層や障害の特性が多様です。提供されるサービスの種類も
多岐にわたります。また、求められる支援のあり方は一人一人によって異なるため、当事
者視点に立ち、個別性を大切にすることが求められます。こうした多様性や個別性に応じ

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て、各法人・事業所がそれぞれの経緯の中で設立され、多様な理念や大切にしている価値
観を掲げてきました。加えて、地域によってサービスの需要や状況にも違いがあります。
こうした違いがある一方で、どの法人・事業所であっても当事者視点に立った「ケアの
充実」が何よりも重要であることは、共通しています。
そして、「ケアの充実」は、「障害者の自立と社会参加」、「地域共生社会」といった
障害福祉が大切にしてきた考え方にもつながっています。
しかし、障害福祉の現場には、次のような課題が存在しています。
●人材の確保が難しく、定着にも苦労している
●利用者や家族のニーズの多様化により、業務が複雑化している
●経営規模が中小程度の事業所が多くニーズ変動の影響を直接受けやすいため、

法人・事業所の経営や運営が不安定になりやすい
これらの課題が重なることで、各法人・事業所が掲げる理念や価値観の実現、そして、
「ケアの充実」の実現が妨げられます。

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