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参考資料4-2 障害福祉現場における生産性向上の基本的な考え方-当事者視点に立ったケアの充実のために- (25 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72830.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第155回 4/24)《厚生労働省》 |
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このため、「当事者視点に立ったケアの充実のための生産性向上」の取組を進めるには、
共通の「あるべき姿」を描くという「方向付け」が必要となります。これは、「5つのス
テップ」の中で、主にステップ1で取り組むことが想定されています。
また、多様性や個別性に対応した支援の中で得られる感覚、経験、ノウハウ等は、属人
化したり、潜在化したりすることがあります。チームとして充実した支援を行うには、こ
れらを「見える化」し、共有することが欠かせません。このため、ステップ2をはじめ、
「5つのステップ」の各所で、言葉にしてみること、構造的に整理すること、そしてチー
ムで共有することを大切にしています。
さらに、利用者の希望の実現に向けて力になりたい、チームで協力してよりよい支援を
届けたい、周囲の人の役に立ちたいといった支援者の想い、さらには各法人・事業所が掲
げる理念や価値観を生かすことも欠かせません。このような障害福祉ならではの強みを生
かし、「当事者視点に立ったケアの充実のための生産性向上」を実現するためには、前向
きで創造的かつ柔軟な進め方であることが求められます。このため、「5つのステップ」
では、想いを共有することを大切にするとともに、課題の特定や解決策の選択に際して結
論ありきにならないよう留意しています。
A
コラム:「5つのステップ」と「デザイン思考」
本書で示している「5つのステップ」は、「デザイン思考」の考え方3を参考にし
ながら整理したものです。「デザイン思考」とは、サービスや製品を利用する人
(ユーザー)の視点を重視し、新たな解決策を創出するための方法論です。障害福祉
においては、これまでも当事者視点に立った支援を大切にしてきました。障害福祉
サービス等の利用者の生活や思いに寄り添いながら支援を考えていくという点におい
て、デザイン思考の考え方は、障害福祉の考え方と親和性があるといえます。
本書では、デザイン思考のプロセスを参考にしつつも、障害福祉の現場における実
践になじむ形で整理し、「当事者視点に立ったケアの充実のための生産性向上」に向
けた取組を考えるための手がかりとして、「5つのステップ」として示しています。
3
デザイン思考の考え方についてはBrown(2009)を参照した。また、本書の「5つのステップ」については、Hasso
Plattner Institute of Design at Stanford(2012)を参考に作成した。
25
第
4
章
共通の「あるべき姿」を描くという「方向付け」が必要となります。これは、「5つのス
テップ」の中で、主にステップ1で取り組むことが想定されています。
また、多様性や個別性に対応した支援の中で得られる感覚、経験、ノウハウ等は、属人
化したり、潜在化したりすることがあります。チームとして充実した支援を行うには、こ
れらを「見える化」し、共有することが欠かせません。このため、ステップ2をはじめ、
「5つのステップ」の各所で、言葉にしてみること、構造的に整理すること、そしてチー
ムで共有することを大切にしています。
さらに、利用者の希望の実現に向けて力になりたい、チームで協力してよりよい支援を
届けたい、周囲の人の役に立ちたいといった支援者の想い、さらには各法人・事業所が掲
げる理念や価値観を生かすことも欠かせません。このような障害福祉ならではの強みを生
かし、「当事者視点に立ったケアの充実のための生産性向上」を実現するためには、前向
きで創造的かつ柔軟な進め方であることが求められます。このため、「5つのステップ」
では、想いを共有することを大切にするとともに、課題の特定や解決策の選択に際して結
論ありきにならないよう留意しています。
A
コラム:「5つのステップ」と「デザイン思考」
本書で示している「5つのステップ」は、「デザイン思考」の考え方3を参考にし
ながら整理したものです。「デザイン思考」とは、サービスや製品を利用する人
(ユーザー)の視点を重視し、新たな解決策を創出するための方法論です。障害福祉
においては、これまでも当事者視点に立った支援を大切にしてきました。障害福祉
サービス等の利用者の生活や思いに寄り添いながら支援を考えていくという点におい
て、デザイン思考の考え方は、障害福祉の考え方と親和性があるといえます。
本書では、デザイン思考のプロセスを参考にしつつも、障害福祉の現場における実
践になじむ形で整理し、「当事者視点に立ったケアの充実のための生産性向上」に向
けた取組を考えるための手がかりとして、「5つのステップ」として示しています。
3
デザイン思考の考え方についてはBrown(2009)を参照した。また、本書の「5つのステップ」については、Hasso
Plattner Institute of Design at Stanford(2012)を参考に作成した。
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第
4
章