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参考資料4-2 障害福祉現場における生産性向上の基本的な考え方-当事者視点に立ったケアの充実のために- (13 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72830.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第155回 4/24)《厚生労働省》 |
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3.生産性向上とは何か―What
障害福祉における「生産性向上」とは、何を指すのでしょうか。本書では、障害
福祉における生産性向上を、当事者視点に立ったケアの充実のために、「支援者一
人一人の力を引き出し、チームでその力を利用者に届けることで、新たな価値を生
み出すこと」と定義します。
「ケアの充実」の実現には、障害福祉の現場で活躍する支援者一人一人が持つ
「力」を、十分に発揮しやすい環境にしていくことが欠かせません。支援者がやり
がいと安心感を持って働き続け、当事者視点に立ったより良いケアを持続的に届け
られるようにすることが、結果として、障害福祉の仕事の魅力を高め、未来につな
いでいくことになります。
3.1. 「生産性」の捉え方
障害福祉における「生産性向上」は「当事者視点に立ってケアを充実させるためのも
A
の」であって、「支援を減らすこと」でも「人を減らすこと」でもありません。それとは
逆に、負担軽減や価値の創出により、「利用者の支援に注力できる環境づくり」や「支援
者の働きがいの向上」につながる考え方です。
しかし、「生産性」という言葉に対して、
●人と人との関わりが大切な障害福祉にはなじまない、どこか冷たい言葉
●現場の忙しさを無視した「人を減らす」発想につながる言葉
といったイメージを持つ方も少なくありません。
また、ここでいう「生産性」は、あくまで支援に着目した生産性を指しているのですが、
「人の価値や能力を測るものさしのように感じてしまう」という声もあります。こうした
理由から、「生産性」という言葉そのものに心理的な抵抗感を覚える障害当事者や障害福
祉関係者がいることも事実です。
こうした中、本書では、「生産性」という言葉の本来の意味に立ち返った上で、障害福
祉の文脈で捉え直しています。
13
第
3
章
障害福祉における「生産性向上」とは、何を指すのでしょうか。本書では、障害
福祉における生産性向上を、当事者視点に立ったケアの充実のために、「支援者一
人一人の力を引き出し、チームでその力を利用者に届けることで、新たな価値を生
み出すこと」と定義します。
「ケアの充実」の実現には、障害福祉の現場で活躍する支援者一人一人が持つ
「力」を、十分に発揮しやすい環境にしていくことが欠かせません。支援者がやり
がいと安心感を持って働き続け、当事者視点に立ったより良いケアを持続的に届け
られるようにすることが、結果として、障害福祉の仕事の魅力を高め、未来につな
いでいくことになります。
3.1. 「生産性」の捉え方
障害福祉における「生産性向上」は「当事者視点に立ってケアを充実させるためのも
A
の」であって、「支援を減らすこと」でも「人を減らすこと」でもありません。それとは
逆に、負担軽減や価値の創出により、「利用者の支援に注力できる環境づくり」や「支援
者の働きがいの向上」につながる考え方です。
しかし、「生産性」という言葉に対して、
●人と人との関わりが大切な障害福祉にはなじまない、どこか冷たい言葉
●現場の忙しさを無視した「人を減らす」発想につながる言葉
といったイメージを持つ方も少なくありません。
また、ここでいう「生産性」は、あくまで支援に着目した生産性を指しているのですが、
「人の価値や能力を測るものさしのように感じてしまう」という声もあります。こうした
理由から、「生産性」という言葉そのものに心理的な抵抗感を覚える障害当事者や障害福
祉関係者がいることも事実です。
こうした中、本書では、「生産性」という言葉の本来の意味に立ち返った上で、障害福
祉の文脈で捉え直しています。
13
第
3
章