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参考資料4-2 障害福祉現場における生産性向上の基本的な考え方-当事者視点に立ったケアの充実のために- (38 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72830.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第155回 4/24)《厚生労働省》 |
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コラム:「実行計画」と「ロジックモデル」
実行計画の策定にあたっては、ロジックモデルの考え方が参考になります。
ロジックモデルとは、事業が成果を上げるために必要な要素を体系的に図示したも
ので、事業の設計図7にたとえられます。ロジックモデルは「インプット」「活動」
「アウトプット」「アウトカム」と4つの要素で構成されます8。
ロジックモデルの考え方に基づいて実行計画を立てることで、解決した課題に対し、
どのような取組を行い、その結果どのような変化が期待されるのかという因果関係を
仮説として可視化することができます 9。なお、「アウトカム」には目標の達成段階
に応じて「初期アウトカム」、「中間アウトカム」、「最終アウトカム」があります。
第
5
章
記録ソフトの
例
記録ソフトの
導入に必要な
人員 PC 予算 等
記録ソフトの選定
記録ソフトの導入
操作研修の実施 等
A
記録のデジタル化率
操作研修の実施回数
操作研修の参加者数
【初期アウトカム】
記録時間の短縮
情報共有の迅速化
【中間アウトカム】
職員の負担軽減
【最終アウトカム】
当事者視点に立った
ケアの充実
5.4.2.評価指標を決める
取組の進み具合や成果を確認するために、まず、何を指標として見ていくのかを示す評
価指標(KPI)を設定します。その上で、それぞれの指標について、どの程度の達成を目
指すのかを目標値として定めます。
評価指標は、チーム全体で「取組がうまく進んでいるか」を共有し、評価するための目
安であると同時に、取組の仮説が適切であったかを検証するための手がかりともなります。
同じ方向を向いて、継続した取組を進めていくうえでも役立つものです。
評価指標を決めるときは、「3つの価値観」を思い出しながら、全ての支援者が関わる
ように工夫することが大切です。ある研究10では、目標は単に難しいほどよいのではなく、
関係者に受け入れられているかどうかによって効果が異なることが示されています。受け
入れられている場合には、難しい目標ほど成果が高まりますが、受け入れられていない場
合には、難しいほどかえって成果が下がることがあります。
7
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(2016:35)。
8
日本財団(2019)。
9
図は日本財団(2019)を参考に作成。
10
Erez and Zidon(1984)。
38
実行計画の策定にあたっては、ロジックモデルの考え方が参考になります。
ロジックモデルとは、事業が成果を上げるために必要な要素を体系的に図示したも
ので、事業の設計図7にたとえられます。ロジックモデルは「インプット」「活動」
「アウトプット」「アウトカム」と4つの要素で構成されます8。
ロジックモデルの考え方に基づいて実行計画を立てることで、解決した課題に対し、
どのような取組を行い、その結果どのような変化が期待されるのかという因果関係を
仮説として可視化することができます 9。なお、「アウトカム」には目標の達成段階
に応じて「初期アウトカム」、「中間アウトカム」、「最終アウトカム」があります。
第
5
章
記録ソフトの
例
記録ソフトの
導入に必要な
人員 PC 予算 等
記録ソフトの選定
記録ソフトの導入
操作研修の実施 等
A
記録のデジタル化率
操作研修の実施回数
操作研修の参加者数
【初期アウトカム】
記録時間の短縮
情報共有の迅速化
【中間アウトカム】
職員の負担軽減
【最終アウトカム】
当事者視点に立った
ケアの充実
5.4.2.評価指標を決める
取組の進み具合や成果を確認するために、まず、何を指標として見ていくのかを示す評
価指標(KPI)を設定します。その上で、それぞれの指標について、どの程度の達成を目
指すのかを目標値として定めます。
評価指標は、チーム全体で「取組がうまく進んでいるか」を共有し、評価するための目
安であると同時に、取組の仮説が適切であったかを検証するための手がかりともなります。
同じ方向を向いて、継続した取組を進めていくうえでも役立つものです。
評価指標を決めるときは、「3つの価値観」を思い出しながら、全ての支援者が関わる
ように工夫することが大切です。ある研究10では、目標は単に難しいほどよいのではなく、
関係者に受け入れられているかどうかによって効果が異なることが示されています。受け
入れられている場合には、難しい目標ほど成果が高まりますが、受け入れられていない場
合には、難しいほどかえって成果が下がることがあります。
7
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(2016:35)。
8
日本財団(2019)。
9
図は日本財団(2019)を参考に作成。
10
Erez and Zidon(1984)。
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