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参考資料4-2 障害福祉現場における生産性向上の基本的な考え方-当事者視点に立ったケアの充実のために- (49 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72830.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第155回 4/24)《厚生労働省》
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デコボコベース株式会社(東京都)
■事業所の概要
法人名:デコボコベース株式会社
法人のビジョン:「凸凹が活きる社会を創る。」
事業所名:ハッピーテラスキッズ中野ルーム
所在地:東京都中野区
サービス種別:児童発達支援
職員数:計5名
ホームページ:https://happy-terrace.com/

■取組の概要
保護者面談について、現状メモを取りながら行っているため、表情や機微の把握に集中することができない場面が
あった。一方で、メモをとりながらでないと記録を作成する際に、時間がかかってしまうという状況があった。この
ため、PCの録音機能と生成AIによる要約の活用により、面談により集中できる環境の実現と記録の作成時間の短縮に
取り組んだ。

取組の流れ

























12


●プロジェクトチームの立ち上げ
プロジェクトチームを立ち上げる。小規模な事業所のためメンバーは、
支援にあたるスタッフ全員と管理者とした。
●あるべき姿の言語化
・各職員が普段思っている「もっと○○したい」 を共有した。
・職員全員が子供や保護者によりよい支援を届けたいと思っていることが
共有できた。

12


●現状を確認
・「もっと○○したい」に対して、なぜできないのか現状を共有。共通の
悩みとして「時間が足りない」という現状が明らかとなった。
・また、保護者面談について、メモを取りながら行っていることや記録
作成に時間がかかるという意見も出た。

12


●できることを考える
・「もっと○○したい」のうち、環境、予算、現実的に取り組めるか等を
判断基準に、取り組む課題、解決策を選択。
・保護者面談において、面談により集中できる環境とすること、記録の
作成時間を短縮することを目的に、録音及び生成AIによる要約を導入
することを決定。

12




●運用方針の決定・試行導入
・生成AIについては、入力データが再学習に使われない企業向けアカ
ウントの使用に限定した。
・生成AIの利用について、同意書を作成し、承諾を得た。
・現状値を確認し、目標値の設定した上で、保護者面談において、録音と
生成AIを導入した

あるべき姿や現状の前に、アイスブ
レイクとして事業所や一緒に働くメ
ンバーのいいところを書きだして共
有しました。最初に肯定的な面に目
を向けることで、その
後も建設的な議論が
できました。

施設長

録音によるテキスト記録だけでは、
表情や身振りといった非言語の情報
が不足するため、そこを補う必要性
を感じました。だからこそ、改めて
面談時は話者の表情や機微を捉える
ことに集中したいと改めて
思いました。

職員A














●導入後の効果検証
・職員アンケートを行い、面談での集中度合いの変化を確認した。
・記録の作成時間についても測定結果を確認した。
●新たな取組の検討
・今回の取組を加算様式の作成にも応用するなど、新たな取組の検討を進
めている。

49

面談後の事務処理に対する心理的負
担が軽減されました。
また、面談の記録を当日中に作成で
きることで、ケースの情報を職員間
で迅速に共有できるように
なりました。

職員B