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参考資料4-2 障害福祉現場における生産性向上の基本的な考え方-当事者視点に立ったケアの充実のために- (43 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72830.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第155回 4/24)《厚生労働省》
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6. 事例
社会福祉法人 雄勝なごみ会(秋田県)
■事業所の概要
法人名:社会福祉法人 雄勝なごみ会
基本理念:響存:ふれ愛・助け愛・支え愛の3つの愛を大切に、
一人一人の幸せ創りを志とします。
事業所名:地域生活支援拠点(愛光園・ぱあとなあ・かざぐるま)
所在地:秋田県湯沢市
サービス種別:
愛光園(生活介護、施設入所、短期入所)
ぱあとなあ(就労B、放デイ、相談支援、ホームヘルプサービス)
かざぐるま(生活介護、短期入所、共同生活援助)
職員数:計115名(3部門合計)
ホームページ:https://ogachi-nagomi.net/
■取組の概要
既存の記録ソフトはパソコン入力が前提であり、現場での即時記録が難しいことや紙書類が多い運用が課題と
なっていた。このため、タブレットによる入力を可能とする環境整備と、帳票のデータ管理への移行を実施した。
記録業務の電子化と運用見直しを進め、支援時間の確保につなげた。

取組の流れ




















●プロジェクトチームの立ち上げ
各事業所からメンバーを選出、「みんなのそばにいたいプロジェク
ト(通称:みんそばプロジェクト)」として始動した。
●あるべき姿の言語化
利用者中心の支援を実現する姿を整理し、取組の方向性を共有した。



10


●現状整理・導入機器の確認
既存ソフトの機能や運用方法を確認し、タブレット入力で実現でき
ること・難しいことを整理した。
●タイムスタディや職員アンケートで現場の課題を見える化
記録業務にかかる時間や負担感、現場の現状を把握した。

●できること/できないことの整理









10
機能追加で対応できる範囲と、ソフト変更が必要な範囲を切り分けた。

12 ●代替案・追加機能の検討

優先度の高い業務(工賃計算等)も含め、必要な機能やソフトの







12









情報収集を行った。




●運用方針の決定・試行導入
・タブレット入力やバイタル連携を試行。メーカー説明会も実施し、
現場職員が直接操作を確認した。
・就労Bの工賃計算について、2か月間の試行を経て本格導入とした。

●導入後の効果検証
アンケートや再測定を行い、業務時間や負担感の変化を確認した。
●創出時間の活用検討
削減できた時間をどの支援に充てるか、現場で話し合いを進めている。

43

今回は、法人全体で取り組むため、各
事業所からプロジェクトメンバーを選
定しました。利用者のことを一番に考
えているメンバーです。
取組ごとに主担当を
決めました。

施設長

導入予定の記録ソフトでは、工賃計算
から支払請求まではできないことがわ
かりました。期待していただけに
ショックで…落ち込んでいる私に、施
設長が工賃計算ができるソフトも試し
てみようと言ってくれました。
結果的に今回導入する
ことになりました!

職員A

テクノロジーに苦手意識のある職員も
いるため、全体説明やマニュアル配布
の他、プロジェクトメンバーが職員の
特性や理解度を踏まえ、個別に説明も
行いました。
そのためか、当初想定していた職員の
ネガティブな反応は少な
かったです!

職員B