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【資料2】業績評価シート(令和6年度)Ⅰ.2.戦略的保険者機能の一層の発揮 (71 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63465.html
出典情報 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第45回 9/25)《厚生労働省》
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達成していない支部について早期に 80%を達成する必要があり、重要度が高い。
また、第 46 回経済・財政一体改革推進委員会社会保障ワーキング・グループ(令和 5 年
4 月 28 日開催)において定められた国の目標である、「2029 年度末までに、バイオシミラ
ーに 80%以上置き換わった成分数が全体の成分数の 60%以上」の達成にも寄与するもので
あることから、重要度が高い。
【困難度:高】
一部のジェネリック医薬品の供給不足が継続しており、協会におけるジェネリック医薬
品の使用促進に向けた努力だけでは対応できない事柄の影響を受けることとなるため、困
難度が高い。
【KPI 実績】
KPI

KPI 数値

結果

対計画値

47 支部

47 支部

100%

18%

28%

155.6%

評価

令和6年度

令和5年度

方法

自己評価

最終評価

定量





全支部において、ジェネリック医薬品使用割合(※2)
を 80%以上とする。ただし、ジェネリック医薬品使
用割合が 80%以上の支部については、年度末時点で
対前年度以上とする。
(※2)医科、DPC、歯科、調剤レセプトを対象とする

バイオシミラーに 80%(※3)以上置き換わった成分
数が全体の成分数の 18%(※4)以上とする
(※3)

数量ベース

(※4)

成分数ベース

【自己評価】
令和6年度評価項目
①医療資源の適正使用

重要度

困難度





【自己評価の理由】


ジェネリック医薬品の使用割合の支部間格差を偏差値等で可視化した「ジェネリックカル
テ」等を作成し、阻害要因を把握したうえでデータに基づく効果的な推進に努めた。医療機
関・薬局に対しては、個別機関ごとの使用割合や地域での立ち位置を可視化した「見える化
ツール」をもとに、約 12,460 医療機関、約 21,770 薬局へ働きかけを行った。また、加入者
に対しては、服用している先発医薬品をジェネリック医薬品に切り替えた場合の自己負担額
の軽減可能額のお知らせを、支部ごとの使用割合や課題を踏まえて実施可否を検討したうえ
で、11 支部の加入者を対象に約 8 万件通知した。こうした取組により、2024 年 9 月には全
支部でジェネリック医薬品使用割合 80%以上を達成するとともに、対前年度比においても全
支部で前年度以上の使用割合を達成した。全国平均でも、2024 年 10 月に開始した長期収載

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