2．戦略的保険者機能の一層の発揮
Ⅰ）データ分析に基づく事業実施
①本部・支部における医療費・健診データ等の分析結果の活用及び分析能力の向上
【事業計画】
・ 医療費適正化等に向けたデータ分析に基づく事業及び情報発信を実施するため、本部と
支部において連携を強化し、医療費・健診データ等を活用して地域差等の分析を行う。
・ 本部は、医療費・健診データ等の支部ごとの地域差にかかる分析を実施するほか、支部
における分析に資するデータを作成・提供する。支部は、地域差等の特徴や課題を把握す
るため、本部から提供されたデータ及び情報系システムから抽出したデータ等を用い、
「顔の見える地域ネットワーク」も活用した事業を実施する。分析に際しては、分析の精
度を高めるため、外部有識者との共同分析を推進する。
・ 本部・支部における調査研究・分析の成果を内外に広く情報発信するため、「調査研究フ
ォーラム」を開催するとともに、調査研究報告書の発行及び各種学会での発表を行う。
・ データ分析に基づく事業の実施等を推進するため、医療費・健診データ等分析用マニュ
アルを活用した分析方法の説明会を分析担当者向けに開催するほか、統計分析研修や本部
と支部の連携強化に加え、支部間で研鑽を積むことのできる環境整備等による人材育成を
通して、協会における調査研究の質の底上げを図る。
【重要度：高】
調査研究事業を推進することにより得られるエビデンスに基づき、医療費適正化や健康
づくり等に取り組むことは、協会の健全な財政運営を確保するとともに、効果的・効率的
に事業を実施する観点から重要度が高い。
【困難度：高】
医療費や健診結果等のビッグデータから加入者や地域の特徴を把握するには、統計・デ
ータ分析に関する高度な知識が求められることから困難度が高い。

【自己評価】
令和６年度評価項目

重要度

困難度

高

高

評価

令和６年度

令和５年度

方法

自己評価

最終評価

定性

Ａ

Ａ

①本部・支部における医療費・健診デ
ータ等の分析結果の活用及び分析能
力の向上

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