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【資料2】業績評価シート(令和6年度)Ⅰ.2.戦略的保険者機能の一層の発揮 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63465.html
出典情報 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第45回 9/25)《厚生労働省》
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【自己評価の理由】


本部・支部による医療費等分析として、本部においては、各支部において自支部の医療費
の特徴を把握できるよう、支部毎の診療種別や疾病分類毎の医療費の動向を展開するととも
に、各種リスクの保有状況や質問票を用いた生活習慣の地域差についても同様に分析・展開
している。支部においては、明らかになった医療費の特徴を踏まえたうえで、更に加入者の
居住地・勤務先の業態等といった協会データの特徴を活かした分析を実施している。また、
地域の医療費や健康度に関する分析を推進するため、保険者協議会や地方自治体等と連携し
た分析も実施している。



2024(令和 6)年度の調査研究フォーラムで、本部・支部での分析成果の発表、外部有識
者を活用した委託研究の報告を実施し、より多くの方に協会における調査研究の成果を発信
していくため、YouTube でのライブ配信及びアーカイブ配信を行った。また、
「令和 6 年度協
会けんぽ調査研究報告書」を作成・公表した。加えて、9 件の分析成果等を支部職員が日本
公衆衛生学会等で発表した。



階層別研修でデータ等の分析手法等の内容を取り入れ、職員の統計分析能力の底上げを図
るとともに、統計分析業務の担当者向けに、データ分析手法の具体的な方法や等を習得して
いくための研修を実施した。更に、新たにオンライン説明会を実施し、
「医療費・健診データ
分析マニュアル」に基づき支部の課題を把握(抽出)する手法の説明や、外部有識者からの
講演を行った。



以上により、本部・支部において、協会データの特徴を活かした分析を実施するとともに、
関係団体や研究者とも連携し、さらには研究成果の対外的な発表も行ったこと、これまでの
各種研修に加え、外部有識者の講演も含んだオンライン説明会を新たに実施したこと、統計・
データ分析に関する高度な知識が求められる分野であるが、これらの取組により、職員の分
析能力の底上げや分析の推進を図ることができたことから、自己評価は「A」とする。

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