よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料6 全国がん登録 個人情報保護のための安全管理措置マニュアル 第2版<公開> (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60625.html
出典情報 厚生科学審議会 がん登録部会(第32回 8/4)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

入力
1.

作業責任者
○○○○

2.

作業担当者
登録部門職員

○○○○
○○○○

3.

入力場所の限定
クライアント PC は登録室内に設置し、全国がん登録システムのクライアント増設は作業責任者

の権限とする。
4.

入力内容の限定
1.

作業担当者は、がん登録室で取得した個人情報を含む資料を全国がん登録システムに入力
することができる。

2.

作業担当者は、審査整理等の業務上必要な場合、作業責任者の指示のもと、クライアント
PC を用いて、個人情報を含む資料を全国がん登録システム以外に一時的に入力すること
ができる。

5.

クライアント PC の対策
1.

クライアント PC は、Windows 及びアプリケーションの管理者用パスワード(作業責任者
用)
、一般ユーザ用パスワード(個々の作業担当者用)のログインパスワードで保護する。

2.

一般ユーザ用パスワードは、ユーザ本人が英数及び記号 8 文字以上の組合せで作成し、ユ
ーザ本人管理とする。パスワードは第三者が容易に推測できる単語や数字の組み合わせを
避ける。最低 60 日に 1 回変更することとし、以前使ったものを使い回さない。作業担当
者が離職するとき、当該 ID 及びパスワードを削除する。

3.

パスワードをホワイトボードにメモしたり、付箋に書いてクライアント PC に貼付したり
するなど、第三者の目につくところに掲示しない。

4.

クライアント PC は、ロック付きワイヤーで固定する。

5.

Windows又はアプリケーションのログインパスワードの入力回数制限を超えてアカウント
がロックされた場合は、作業責任者に報告し、作業責任者が解除措置を講じる。

6.

入力資料の窃視防止
1.

入力作業開始時は個人情報を机上に準備してからログインする。

2.

作業担当者の休憩の離席時、個人情報を含む紙資料は、状況に応じて、裏返しにする、上
にものを載せる、ノートに挟んで引き出しにしまう、等の対処をする。

3.

登録室内で 1 名の作業担当者だけが作業し、近くに登録室への出入りを確認できる登録室
職員がいない場合の離席時は、いかに短時間でも施錠する。

4.

作業中に清掃業者等の入室がある場合、クライアント PC のモニター電源を OFF にし、作
業中の個人情報を含む紙資料は上記 1 の対処をし、実務者が最低 1 名立ち会う。

55