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参考資料6 全国がん登録 個人情報保護のための安全管理措置マニュアル 第2版<公開> (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60625.html
出典情報 厚生科学審議会 がん登録部会(第32回 8/4)《厚生労働省》
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2.

取得
都道府県がん登録室で取得する個人情報には、以下のものが含まれる。紙による取得も行う場合

は、電子媒体と紙媒体それぞれについて整理する。窓口組織が都道府県がん登録室と異なり、提出
された個人情報と都道府県がん情報を照合する場合には、窓口組織との連携のもと、都道府県がん
登録室が個人情報を利用者から直接受け取ることが望ましい。窓口組織が、個人情報を取扱う場合
には、窓口組織と都道府県がん登録室間の情報の移送においても、十分に注意する。
ア. 所定の届出票・遡り調査票
イ. 死亡者情報票
ウ. 住所異動確認調査票
エ. (利用・提供)検診受診者や研究対象者ファイル
【基本対策】
(1) 取得の作業責任者と作業担当者を明確にする。
(2) 都道府県がん登録室が取得する個人情報の種類と取得方法を記述する。
(3) 取得する個人情報の種類(電子媒体及び紙媒体の種類も特定する)に応じて記録簿を準備し、
記入する。
(4) 取得後の処理と保管方法を記述する。
(5) 個人情報の取得は、
「9.移送」で定められた方法による。エに該当する資料について、窓口
組織が一度個人情報を取得し、都道府県がん登録室に転送する場合は、両機関間のやりとりも
「9.移送」で定められた方法によって行う。

3.

入力
入力とは、取得した個人情報を含む資料(届出票、遡り調査票、死亡者情報票、住所異動確認調

査票)の入力作業(電子的インポート又は手入力)をいう。
【基本対策】
(1) 入力の作業責任者と作業担当者を明確にする。
(2) 各登録室職員が入力してよい個人情報の種類と入力の手続き、方法を記述する。
(3) 入力作業開始時、途中離席時、終了時について、登録システムと個人情報の含まれる資料の
取扱手続きを明確にする。
(4) 入力作業に用いる PC と作業場所を限定する。

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