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参考資料6 全国がん登録 個人情報保護のための安全管理措置マニュアル 第2版<公開> (24 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60625.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 がん登録部会(第32回 8/4)《厚生労働省》 |
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4.
データ加工
データ加工には以下を含む。
ア. 電子ファイルで取得した個人情報を含む資料の入力前処理
イ. データ入力以外の登録業務に係るデータ処理作業
ウ. 都道府県がん情報の利用及び提供への対応に係るデータ抽出、法第 21 条第 9 項による匿名
化、加工作業
【基本対策】
(1) データ加工の作業責任者と作業担当者を明確にする。
(2) 各登録室職員がデータ加工してよい個人情報の種類とデータ加工の手続き、方法を記述する。
(3) データ加工において使用した電子媒体の取扱いを定める。
(4) データ加工において紙に出力した書類の取扱いを定める。
(5) 個人情報のデータ加工に用いる PC と作業場所を限定する。
(6) データ加工の作業記録を作成し、データ加工した資料と別に保管する。
(7) データの匿名化に際しては、審議会その他の合議制の機関の意見に従い、利用又は提供する
データのサイズや用途に応じて、個人情報の漏洩がないような加工の方法を採用する。
5.
保管・消去・廃棄
ここでいう「保管」とは、一連の登録作業及び抽出、加工等の処理が終了した後、個人情報を法
第 27 条に従って、一定期間保管することをいう。予め定めた保管期間を過ぎたもの、あるいは保
管期間内であっても不要となったデータは、迅速かつ安全に廃棄する。VII.別紙 2「個人情報の保
管及び廃棄に関する一覧」に沿って、保管・消去・廃棄の担当者と手続きを記述する。
【基本対策】
(1) 保管の作業責任者と作業担当者を明確にする。
(2) 各登録室職員が保管してよい個人情報の種類と保管の手続き、方法を記述する。
(3) 保管資料の登録室以外への持ち出しに関する手続きを記述し、管理台帳(管理項目として、
持ち出し者、持ち出し時刻、持ち出しの総量(△△票□□枚 等)
、持ち出し理由(コピー 等)
等があげられる)を作成する。
(4) 個人情報を含む資料を登録室外へ持ち出す必要がある場合、キャビネット類からの資料の紛
失や戻し忘れがないような対策を講ずる。例えば、持ち出し期間を当日内に限定することで、
一日の終わりには全ての資料が登録室・保管庫内にあるよう管理する。
(5) 電子ファイルの保存には、ファイル及び電子媒体それぞれのパスワードや個人認証による保
護等、複数の技術的・物理的安全管理措置を講じる。
(6) 消去・廃棄の作業責任者と作業担当者を明確にする。
(7) 各登録室職員が消去・廃棄してよい個人情報の種類と消去・廃棄の手続き、方法を記述する。
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データ加工
データ加工には以下を含む。
ア. 電子ファイルで取得した個人情報を含む資料の入力前処理
イ. データ入力以外の登録業務に係るデータ処理作業
ウ. 都道府県がん情報の利用及び提供への対応に係るデータ抽出、法第 21 条第 9 項による匿名
化、加工作業
【基本対策】
(1) データ加工の作業責任者と作業担当者を明確にする。
(2) 各登録室職員がデータ加工してよい個人情報の種類とデータ加工の手続き、方法を記述する。
(3) データ加工において使用した電子媒体の取扱いを定める。
(4) データ加工において紙に出力した書類の取扱いを定める。
(5) 個人情報のデータ加工に用いる PC と作業場所を限定する。
(6) データ加工の作業記録を作成し、データ加工した資料と別に保管する。
(7) データの匿名化に際しては、審議会その他の合議制の機関の意見に従い、利用又は提供する
データのサイズや用途に応じて、個人情報の漏洩がないような加工の方法を採用する。
5.
保管・消去・廃棄
ここでいう「保管」とは、一連の登録作業及び抽出、加工等の処理が終了した後、個人情報を法
第 27 条に従って、一定期間保管することをいう。予め定めた保管期間を過ぎたもの、あるいは保
管期間内であっても不要となったデータは、迅速かつ安全に廃棄する。VII.別紙 2「個人情報の保
管及び廃棄に関する一覧」に沿って、保管・消去・廃棄の担当者と手続きを記述する。
【基本対策】
(1) 保管の作業責任者と作業担当者を明確にする。
(2) 各登録室職員が保管してよい個人情報の種類と保管の手続き、方法を記述する。
(3) 保管資料の登録室以外への持ち出しに関する手続きを記述し、管理台帳(管理項目として、
持ち出し者、持ち出し時刻、持ち出しの総量(△△票□□枚 等)
、持ち出し理由(コピー 等)
等があげられる)を作成する。
(4) 個人情報を含む資料を登録室外へ持ち出す必要がある場合、キャビネット類からの資料の紛
失や戻し忘れがないような対策を講ずる。例えば、持ち出し期間を当日内に限定することで、
一日の終わりには全ての資料が登録室・保管庫内にあるよう管理する。
(5) 電子ファイルの保存には、ファイル及び電子媒体それぞれのパスワードや個人認証による保
護等、複数の技術的・物理的安全管理措置を講じる。
(6) 消去・廃棄の作業責任者と作業担当者を明確にする。
(7) 各登録室職員が消去・廃棄してよい個人情報の種類と消去・廃棄の手続き、方法を記述する。
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