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提案書15(2801頁~2999頁) (76 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険既収載技術用)
整理番号

402204

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

顎関節人工関節全置換術における画像等手術支援加算(ナビゲーションによるもの)
一般社団法人日本顎関節学会
37歯科・歯科口腔外科

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

00なし
関連する診療科(2つまで)
00なし

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無



過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する

リストから選択

提案当時の医療技術名

有無をリストから選択

追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号

再評価区分(複数選択可)

提案される医療技術の概要(200字以内)


J080-2
1-A

算定要件の見直し(適応)

該当する場合、リストから○を選択

1-B

算定要件の見直し(施設基準)

該当する場合、リストから○を選択

1-C

算定要件の見直し(回数制限)

該当する場合、リストから○を選択

2-A

点数の見直し(増点)



2-B

点数の見直し(減点)

該当する場合、リストから○を選択



項目設定の見直し





保険収載の廃止

該当する場合、リストから○を選択



新規特定保険医療材料等に係る点数

該当する場合、リストから○を選択



その他(1~5のいずれも該当しない)

該当する場合、リストから○を選択

「6

その他」を選んだ場合、右欄に記載

全置換型人工顎関節置換術は、人工材料により下顎頭と関節窩の再建および全置換をする手術であり、側頭骨・下顎骨の状態および周囲組織の
状態を把握するために、必ずCT撮影により3Dモデルを作製して骨削除範囲および削除量を検討するため画像等手術支援が必要である。

文字数: 126

再評価が必要な理由

J086上顎洞開窓術からJ087-2上顎洞炎術後後出血止血法及びJ109広範囲顎骨支持型装置埋入手術、J019の2口蓋腫瘍摘出術、J038上顎骨切除術
からJ043顎骨腫瘍摘出術まで、J068上顎骨折観血的手術からJ070-2頬骨変形治癒骨折矯正術まで、J072下顎骨折観血的手術及びJ075 下顎骨形
成術J075からJ076顔面多発骨折観血的手術までの手術において画像等手術支援が行われており、全置換型人工顎関節置換術においても同様に用
いられることが必要である。

【評価項目】

①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)

側頭骨・下顎骨の状態および周囲組織の状態を把握するために、必ずCT撮影により3Dモデルを作製して骨削除範囲および削除量を検討するため
画像等手術支援により、より安全に手術を進めることが出来る。

②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項

・対象とする患者: J080-2 顎関節人工関節全置換術
・医療技術の内容:J080-2 顎関節人工関節全置換術において画像等手術支援を行う。
・点数や算定の留意点:画像等手術支援加算が可能な他の手術と同じ点について留意する。


診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)

J080-2

医療技術名

全置換型人工顎関節置換術における画像等手術支援加算

治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期
予後等のアウトカム

顎関節人工関節全置換術後に、感染、顔面知覚異常、痛み、腫脹が高い発生件数となっている(発生件数:50 件以上)。顔面知覚異常、痛
み、腫脹は顎顔面手術全般において、起こり得る事象であり、本品特有の偶発症ではないが、痛みについては長期に残存し、消失しないことも
報告されている。海外治験、製造販売後調査(Post Marketing Surveillance:PMS)において死亡症例報告があるが、本品に関連した偶発症に
よる死亡症例ではない。

ガイドライン等での位置づけ

ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す 顎関節人工関節全置換術の適正臨床指針2019(公社 日本口腔外科学会・ 一社 日本顎関
る。)
節学会合同顎関節人工関節全置換術臨床指針作成委員会)

③再評価の根
拠・有効性

④普及性の変化
※下記のように推定した根拠

社会医療診療行為別統計調査によると2020年、2021年6月の顎関節人工関節全置換術を実施した症例はないことからすると、年に若干名ではな
いかと思われる。

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