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提案書15(2801頁~2999頁) (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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技術名:顎関節症検査(顎関節・咀嚼筋検査)
[本技術の有効性]
[技術の概要]
顎関節症の診断、病態分類を行う
ための顎関節と咀嚼筋に関する検
査である。①顎関節可動域検査、
②顎関節雑音の検査、③顎関節・
咀嚼筋の圧痛検査を行い、病態分
類し、治療、および治療効果の判定
を行う

現在、顎関節症には、これまでの研究結果を踏まえ病態そ
れぞれの感度、特異度を割り出し、世界基準となる顎関節
症の検査法と診断基準であるDC/TMD(Diagnostic Criteria
for TMDs)が用いられている。日本でもこれを基に、治療ま
でをまとめた顎関節症治療の指針2020が出されている。顎
関節症は異なった病態からなる包括的診断名であり、それ
ぞれの病態により対応が異なるため適切な検査、診断によ
り治療法を選択することで、顎関節症の早期治癒、慢性化
防止により医療費の削減が期待できる。

顎関節可動域検査
顎関節・咀嚼筋圧痛検査

[対象疾患患者数]
2021年社会医療診療行為別統計より、顎
機能異常総数は951,552件であり,顎関節
治療装置1,2合わせて916,692件であるこ
とから,患者は916,692程度となる。

[診療報酬上の取扱]
歯周病歯周検査に準じ200点
2855